アメリカだとこういう事がよくあるからねえ。

日本でもNPBの球団やJリーグのクラブが売却(買収)されると大きな話題になるものですが、とはいえNPBだと一番最近起こった買収劇となるとTBS→DeNAに売却された横浜DeNAベイスターズではないか、と思いますが、それだってもう10年以上前の話ですからね。逆に言うと球団のオーナーが(その宣伝効果を考えると)そう簡単に球団を手放したくないのかな、と言う気もしますが、ところがアメリカだとこういう話はよくあるようで。

「ロサンゼルス・レイカーズ、プロスポーツチーム史上最高額の100億ドルで売却」
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfe7db67074f9e664ea228934a40bd3347591ae5
「レイカーズ経営権が約1兆4500億円で売却へ ドジャース筆頭オーナーに」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7db11f9ccadf242ec23f804923ec6380ac5652f

全米プロバスケットボール・NBAの強豪チームであり、八村塁選手も所属しているロサンゼルス・レイカーズが100億ドルで売却され、しかもその売却先と言うのがロサンゼルス・ドジャースの現在の筆頭オーナーであるマーク・ウォルター氏と言うのですからね。いや、LAと言うのはいろんなプロスポーツチームが本拠地を置いているところですが、2つのスポーツで競合且つ人気チームのオーナーになるというのも凄いのではないか、と思いますが。
考えてみたら日本だと球団の売却と言うとネガティブなイメージが付きがちですが、アメリカはあくまでもビジネスの一環でしかありませんからね。そういった意味ではその球団の宣伝効果に価値を見出している人物とか本当にスポーツが好きと言う企業に買収してもらう(そういった意味では3月のMLB東京開幕戦でスポンサーとなったドジャースのオーナー企業でもあるグッゲンハイムパートナーズは知名度が上がったのではないか、と思うし。調べてみると2014年から東京に駐在所作っていたのね)というのはチームにとってもプラスになるのかな、と言う気がしますが。

なんか他にもタンパベイ・レイズが本拠地をタンパに残すことを条件に球団を売却交渉に入った(本拠地のトロピカーナ・フィールドがハリケーンの影響で1年間使用不可になった事で新球場の計画もとん挫した、と言う話だし売却しか残る道がなくなったらしいが)、と言う話もあるようですし、この手の話と言うのはおそらく毎年アメリカではあるのかな、と言う気もしますが、いずれにせよファンの期待を裏切らないように新しいオーナー企業はチームを大切にしてほしいですよね。

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