なんか常磐線の特急は(笑)

昭和50年代の中ごろに夜行寝台特急列車、所謂「ブルートレイン」のブームと言うのが起こって、東京駅や上野駅には連日写真に収めようとするファンが押し掛けたものですが(そうです、当時から「撮り鉄」というのがいたのです)、そのブルートレインも夜行バスや旅客機の増加や利用客の減少もあってか2000年代には全列車が消滅し、今では定期的に運行しているのは東京駅発、しかも電車特急の「サンライズ出雲・瀬戸」くらいしかありませんが、それでもJR九州の「ななつ星in九州」とかJR西日本の「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」「WEST EXPRESS 銀河」、あるいはJR東日本の「TRAIN SUITE 四季島」といったクルーズトレインが人気を博していますが、2027年にJR東日本が新たな夜行特急列車を導入するようですね。

「JR東日本、新たな「夜行特急列車」2027年春に導入へ 「首都圏~北東北」エリア、ラウンジスペースなども対応」
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb1459e48e78e82dfa361f19d87d1d18c17e40d9
「常磐線特急が「豪華夜行列車」に変身! JR東、2027年春に「全車グリーン車個室」の夜行列車を投入」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c3fa5947bd44a7725d1d1f02af6be080095a7cf

首都圏~北東北のエリアとなるとまあ、行き先としては普通に考えたら青森ではないか、と思いますがそれにしても「全車グリーン車個室」と言うのも思い切ったことをしたと思いますね(イメージ的には北海道新幹線開業前に上野・札幌間を走っていた「カシオペア」に近いのかな、と思うが)。
それより管理人が驚いたのが車両を新造するのではなくて、E657系特急型車両1編成を改造する、と言うことでして。なんせこの車両、今現在常磐線特急の「ひたち」「ときわ」に使っている車両ですぜ。
どうも常磐線の車両と言うのは「スーパーひたち」として使用されていた651系の頃から改造されて他の車両になることが多いようで、651系は高崎線に転用されて、その次のE653系は改造後新潟に転属(のちに2編成が勝田車両センターに戻ってきたが)、そして今度はE657系ですからね。まあ、JR東日本の中で新型車両の投入は常磐線で、と言うパターンがそれだけ多いのかもしれませんし、それだけ使い勝手がいい車両と言うことになるのかもしれませんが(笑)。

とにかく2年後どういった車両になっているのか「元・鉄っちゃん」の管理人も気になる話ですね。

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