半年で2度も起こるとはねえ

以前も書いたと思いますが、今からちょうど50年前に公開された映画のリブート作品である樋口真嗣監督の「新幹線大爆破」が4月23日からNETFLIXで公開されますが、今回の作品はJR東日本の協力を得たこともあってか50年前と違って東北新幹線の「はやぶさ」が舞台となっているんですよね(50年前の時は東海道新幹線の「ひかり」で現在はJR東海の管轄)。当時は東京から博多まで約7時間かかっていましたが、今回の作品は新函館北斗から東京まで最速で約4時間10分ですから、よほど話の展開をスピーディーにしないといけないのではないか、と思いますが(笑)、それはさておきその東北新幹線でこんなことがあったようで。

「東北新幹線、走行中に分離し緊急停車…昨年9月にも連結器外れるトラブル」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250306-OYT1T50120/
「東北・秋田・山形・北陸・上越新幹線が運転再開…緊急停車のはやぶさ・こまちの乗客は大宮駅で降車」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250306-OYT1T50099/
「JR東日本、新幹線の連結運転を当面取りやめる方針」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250306-OYT1T50167/

実は去年の9月にも同じ東北新幹線のこれまた同じ「はやぶさ」と「こまち」で連結器が外れて緊急停車するというトラブルがあったのですが、まさかその時と同じ車両を使っている、と言うわけでもないと思うのですが、半年で2度も起こるとなるとねえ。
いや、おそらくは昨年9月に同じ事故が起きたときにおそらくJR東日本は全車両の緊急点検を行ったと思うのですが、果たしてその時の点検は何だったのか、と言う気がしてきますが。
それに今回の結果を受けてJR東日本は当面の間新幹線の連結運転を取りやめる方針と言うことのようですが、秋田新幹線と山形新幹線は仙台から在来線を走る「ミニ新幹線」と言う規格で、乗り換えなしで山形や秋田に行けるというのがウリだったと思うのですが、今回のようなことになると乗客にとっても面倒なことが一つ増えたのではないか、と言う気がしますが。

まあいずれにせよ「2度あることは3度ある」とも言いますが、もし3度目が起こってしまったら新幹線の連結運転の是非そのものまでに発展すると思いますから、今度こそしっかりと点検をしてほしいですね。

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