どんな作品になるんだか

1975年3月10日に山陽新幹線が博多まで延伸してから今年でちょうど50年となりますが、その1975年に公開された映画に「新幹線大爆破」と言うのがあって、新幹線に爆弾が仕掛けられ、その爆破を阻止するため当時の国鉄職員や警察と犯人の攻防戦を描く、と言う内容なのですが(管理人も昔テレビで見たことがある)、それが今回樋口真嗣監督、草彅(なぎ)剛主演でリブートした作品がNETFLIXで公開されることが決まったそうですね。

「草なぎ剛×樋口真嗣:名作映画をリブート、Netflix映画『新幹線大爆破』4・23配信決定」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8e69c507c210a7fa5c8a862a861b3588383e145
「樋口真嗣監督、『新幹線大爆破』「タイトルに偽りなし」と自信 JR東日本が撮影のために新幹線を7往復」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3acb6213dcbae29e4688d9d63ecede1979900efa

いや、「新幹線大爆破」のリブート版に関しては管理人も2~3年前に話は聞いたことがあったのですが、その後全然話を聞いていなかったのでどうしたのかな、と思っていたのですが、もう既に完成していたとはねえ。
ただ今回の作品は(現在の東海道新幹線が3分に一度発車する、という過密ダイヤのためか)、JR東日本の北海道新幹線「はやぶさ」に変更されたことや、前作は一切国鉄の協力が得られなかったのに対し(そのため当時のスタッフは新幹線のセットを作ったり、ミニチュア撮影を駆使して撮影した)、今作はJR東日本の協力が得られた、と言うことですし、何よりも主人公が新幹線の車掌になった、と言うのが大きな変更点ですからね。そういった意味では「リメイク」ではなく「リブート」と言うのは正しいと思いますが、ただ樋口真嗣監督は(これも草彅主演だが)「日本沈没」のようにどう見ても原作の読み方を間違えている、としか思えないようなストーリーに改変したとんでもない作品を作ることがありますし(正直言って今でも原作100回読み直し、1973年版の映画を10回見たうえで「原作に忠実に」もう一度リメイクしてほしいと思っているくらい)、「シン・ゴジラ」もそうでしたが、解決手段としてなんかわけのわからない兵器持ち出す悪い癖がありますからね(もしかしたら「エヴァ」の頃からそうだったのかもしれないが)。まあ、「新幹線大爆破」でとんでもない兵器持ち出して新幹線の爆破を阻止する、なんてことはないと思いますが(そんなことやったらもう二度と映画のリメイクはやってほしくないが)、それくらいの不安がある、と言うことですしね。

なんか聞いた話では「新幹線大爆破」は海外でも人気のある作品と言う話だし、どういった評価が出るのか、ファンとしては気になる作品になるでしょうね。

新幹線大爆破 [Blu-ray] - 高倉健, 千葉真一, 山本圭, 織田あきら, 竜雷太, 田中邦衛, 佐藤純彌
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