過剰な期待はしない方が。

大谷翔平選手や山本由伸投手が所属しているロサンゼルス・ドジャースには2023年のWBCで(親が韓国人と言うことで)韓国代表として出場したトミー・エドマン選手が昨年から所属していますし、かつては韓国人メジャーリーガーのパイオニア的存在として活躍した朴賛浩(パク・チャンホ)投手が所属していたことがあったし(ちょうどそのころ野茂英雄氏が入団したのでチームメイトにもなった)、昨年はソウルで開幕戦が行われたこともあって韓国でもドジャースの知名度は高いと思いますが、今年、KBOのキウム・ヒーローズから金慧成(キム・ヘソン)選手がポスティングで入団するそうで。

「韓国の若きスター金慧成(キム・ヘソン)内野手がドジャースと3年契約 交渉期限ぎりぎりで合意報道」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c60c92823635bd830b4ee033d36c8db53d125b07
「LAで会い助言…大谷翔平が導いた“韓国の逸材”ド軍入り また大仕事で「銅像立てろ」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a150b91ccbce7325eae4d64e33d548f371668485

なんでも金慧成選手がドジャース入りを決断したきっかけは大谷選手の助言があった、と言う事らしいのでもしかしたら3月に行われる東京ドームの開幕戦にもやってくるかもしれませんが、ただ日本人選手と比べると最近の韓国人選手はどうもパッとしない印象がありますね。

と言うのも昨年のソウルシリーズでパドレスの一員としてやってきた金河成(キム・ハソン)選手はシーズン終盤に右肩を痛めたというし、同じパドレスに入団してソウルにもやってきた高佑錫(コ・ウソク)投手はソウルの公式戦では1球も投げずにマーリンズにトレードに出され結局そのままマイナー暮らしでメジャー登板がなかったし、中日にいた李鍾範(イ・ジョンボム)の息子でサンフランシスコ・ジャイアンツに入団した李政厚(イ・ジョンフ)選手は左肩脱臼で37試合しか出場できませんでしたからねえ。よく「日本と比べると韓国のプロ野球レベルは低下した」と言われていますが、彼らを見るとそういわれるのも仕方がないのかも、と言う気がしますが。

まあ、ドジャースは昨年のシーズンを圧倒的な強さで制し、そのままワールドシリーズも制覇したチームですからおそらくはコーチングスタッフも一流と思いますし、球団も1年目からの活躍を期待していると思いますが(勿論大谷選手も)、果たして球団の期待に応えることができるか、まずは3月の日本開幕戦を見てみたいと思いますね。

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