色々な意味で元祖だったのかも

今現在芸能界では双子のタレントも所謂「オネエキャラ」のタレントも多いですが、おそらくその両方の元祖と言ってもいいであろう双子オネエタレント「おすぎとピーコ」の兄の方で服飾評論家でもあったピーコが亡くなったそうですね。

「タレントで服飾評論家のピーコさん死去 79歳 軽快な話術で人気 映画評論家・おすぎは一卵性双生児の弟」
https://news.yahoo.co.jp/articles/96396a983e28304b29156d8ce6c09b395ce931e0
「「おすぎとピーコ」 兄のピーコさん死去…「笑っていいとも!」で人気、おすぎは葬儀に参列できず」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f4a3411854b80df2d6f1caefe8f74e6746299b9

元々老舗のアパレル会社に勤めていたのが当時テレビドラマ制作会社に勤めていた弟のおすぎを手伝ったことで芸能界から注目されてタレントとしてデビューしたのが1975年と言うことですから(当時は双子且つオネエタレントと言うのも珍しかったと思うが)なんだかんだで半世紀近く活躍されていたんですね。
まあ、おすぎの方は映画評論家としても有名ですが、ピーコの方は服飾評論家としても有名で、その歯に衣着せぬようなダメ出しが話題になりましたが、個人的にはある意味オネエキャラだったことで回りもその毒舌を許容していたのではないか、と言う気もしますが。実際結構モノマネする人も多かったような気もしますしね(昔「笑っていいとも!」で中居正広がピーコのモノマネをした記憶があるし)。

ただそんな二人も数年前から認知症を患っていたようで、聞いた話では2020年に一度同居したものの結局3か月で別居したという、ある意味認知症同士が同居したらこうなってしまうよなと言う残念な結果になってしまい、結局はそれぞれ別の施設に入居していたそうですが、その頃にはもうお互いのことを気にすらしていなかったのではないか、と思いますが。なんかおすぎの方は葬儀に参列しなかった、と言うことですが、そこまで認知症が進んでしまったのかななんて余計なことを考えてしまいますよね(聞いた話では先日亡くなられた大山のぶ代さんも夫である砂川啓介氏の葬儀に出たとき誰だかわからなかったように思えたそうだし)。

まあいずれにせよ一度はあれだけ人気のあったタレントがこういった形での訃報を聞くというのは寂しいのは事実ですし、こういった話を聞くとおすぎの方は大じょいうぶかな、と思ってしまうのもまた事実ですよね。

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