何で2年も経って。

今から約2年半前の2022年4月、北海道知床沖で、観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没し乗員乗客26人が死亡し、今でもその中の6人が福江不明のまま、と言う事件がありましたが、そんな中第1管区海上保安本部はその運行会社の社長を業務上過失致死及び業務上過失往来危険の容疑で逮捕したそうですね。

「知床観光船「カズワン」事故、桂田精一社長を逮捕…安全確保怠り26人死亡させた疑い」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240918-OYT1T50076/

たしかあの事件は間もなくゴールデンウイークと言うこともあってか、いろいろと旅行計画を立てていた(5類に移行するのは1年後の2023年だったが、ようやくコロナの感染拡大が収束を見せ始めたころだったしね)人たちにも少なからず影響を与えたと思いますが、それにsh知恵もまたなんで事故から2年も経って逮捕に至ったのか、と言う気もしますが。いや、確かにあの事故の後船を引き揚げて事故原因を調査していた、と言うこともあったと思いますし、もし仮に逮捕するとしてもやはり確実な罪状が欲しかったのか、と言う気もしますが、ただ業務上過失致死、となるとそれこそ事故が起きて船体を引き揚げたころ(つまり2022年6月ごろ)に逮捕してもよかったのではないか、とも思いますが。

ましてや事故からもう2年も過ぎたこともあって、当時わからなかったこともわかることがあるだろうと思える反面、もうわからなくなってしまったこともあると思いますし、やはり今回逮捕された社長と当時の社員や乗客の関係者だって忘れていることがあると思うんですよね(ましてや被害者の家族はああいうことがあったしね)。ですので今後事故を調査する際にはできる限り迅速に調査を進める必要があるのではないか、と思いますが。
で、こんな記事もありましたが。

「知床事故訴訟、原告13人が法廷で意見陳述を希望 桂田社長の在廷も望む」
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20240917-OYTNT50218/

これもできる限り早く決着して事件が風化しないようになってほしいですね。

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