これで面白くなるのかね?

ピッチクロック、牽制球の制限、ベースの大きさの変更、内野シフトの制限、所謂「大谷ルール」(先発投手をDHにした場合、交代後もそのままその投手はDHとして出場出来る)と言ったようにここ最近、メジャーリーグがいろいろと新ルールを導入ますが、今度はこんなルールの検討をしている、と言う報道があったようで。

「MLBが驚きの新ルール検討? 「先発投手は必ず6回以上を投げなければいけない」…故障減など期待」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ae6012a265dc578ae3368e4662880570856b7a4
「「ピッチャーが壊れてしまう」MLBで“先発投手6イニング以上義務化”を検討に、ファンの批判が殺到「誰得のルール?」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/337b6ea8ba41a5bff0d1e02ef99e1daad48f5b31

NPBはそれほどでもありませんが、最近のMLBは投手の分業化が進んでいて、6回か100球をめどに先発投手を降板させてそのあとは中継ぎやクローザーでつなぐ、と言うのが普通になっていますが、今回のルールは「先発投手は必ず6イニング以上投げなければいけない」というルールのようですね。いや、勿論先発投手は初回に大量失点、なんてこともあるので「投球数100球」「自責点4以上」「怪我」の場合は6回を投げなくとも交代できる、と言うことのようですが、だったらWBCで採用している球数制限(WBCの場合は65~95球)を導入したほうがいいのではないか、と思うのは管理人だけでしょうか?
いや、確かに先発投手にとっては完投勝利、と言うのは一つの目標になると思いますけれど、中には細かい継投策で逃げ切る、という戦法を使うことだってあるはずですからね。先発投手が必ず6回以上を投げる、となったらそういった戦法が使えなくなるし、ピッチクロックで投手の故障が増えた、と指摘する声もある中、このルールを導入したら投手の故障が増えるのではないか、と言う気もしますが。

それになんか別の記事では「先発投手最低6回ルール」とともに「ダブルフックDH制」(先発投手降板の時点でDHは使えなくなり、投手が打順に入る)の導入も検討しているとのことですが、もしこのルールが導入された、となると野球ががらりと変わってしまうのではないか、と管理人が思いますが。
今現在NPBではピッチクロックやタイブレークの導入を検討していますが「それぞれメリットデメリットを見極めてから導入するかどうか決める」と言っているようですから、MLBも十分な検討を重ねてほしいと思いますね。

この記事へのコメント