何もなくてよかったけれど

「神奈川・海老名の田んぼに「ネイビーと書かれたヘリ」着陸…火や煙が上がる様子なし」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240803-OYT1T50130/
「田んぼ不時着のヘリは米海軍の「MH53E」…危険回避の「予防着陸」と説明」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240803-OYT1T50203/

神奈川県と言うのは米軍の厚木基地や横須賀基地がある、という言うことで現地の人は結構米軍の軍人さんを見かけることが多いと思いますが、その厚木基地から飛び立って岩国基地(ってヘリで厚木から岩国ってどのくらい時間かかるんだ?)へと向かっていた米軍のヘリコプターが(ネイビーと書いてあるということは海軍のようだが)、海老名市の田んぼに着陸したそうですね。
まあ、火や煙が上がっている様子もなく結局、エンジントラブルということで約2時間後に厚木基地に戻ったということですが(その後別のヘリなり修理なりして岩国基地に向かったのかどうか知らないが)、まあ今回の場合は判断が速かったということもあったからかこの程度で済んだと思いますが、もしこれでもう少し事態に気づくのが遅かったら大変なことになっていたのではないでしょうか?

今回は田んぼに危険回避の「予防着陸」とのことですが、もしこれで(例えば学校のグラウンドにでも着陸した、とでもいうのならとにかく)市街地に落ちでもしたら大惨事は免れなかったし、岩国基地に向かっていた、ということで海上を飛ぶこともあったかもしれませんが海に落ちたら落ちたでそれもまた大変ですからね。ましてや米軍のヘリとなるその後の後処理を巡って日米間でいろいろと問題になってしまうのではないか、と思いますしね。

今回の件に関して海老名市の市長が「学校が近接しており、市民を巻き込む大惨事になりかねない」と、国や米軍に安全対策の徹底を求める考えを示したとのことですが、米軍に限らず医療機関などでもヘリコプターは使う機会がありますからね。今回のようにエンジントラブルで緊急着陸した、とでもいうのならまだしも、難からのトラブルで墜落、なんてことになったら目も当てられませんから、例えば学校などを避ける飛行コースを考えるとか、緊急着陸用に使う場所をあらかじめ決めておく、と言ったことが必要かもしれませんね。

いずれにせよ空を飛ぶものと言うのは十分に気を付けてほしいものです。

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