慎重に検討をしてほしいけれど

来週の水曜日(8月7日)から第106回全国高校野球選手権大会が行われますが、その舞台と言えばご存じ甲子園球場で、その甲子園球場が今年で開設100周年と言うことを記念して今年のシーズンオフから3年半かけて(主にシーズンオフに工事を行う)甲子園球場の銀傘をアルプス席まで拡張する計画を発表したそうですが、なぜこの計画を立てたか、と言うと暑さ対策らしいですね。このように夏の大会では暑さ対策が銃y峰な課題となっていて、今年は開幕から3日間1日3試合で午前と夕方に試合を分ける「2部制」を導入しますが、こんなことも検討しているそうで。

「高校野球7回制検討 国際大会導入済み 暑さ対策 負担軽減で故障を予防」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4153b5f94170bbf42492422778a7ef440e0303b1
「【高校野球】7回制検討に大阪桐蔭・西谷監督「現場の声も聞いていただきたい」報徳学園・大角監督、智弁和歌山・中谷監督の見解は…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b5923a71ae74bb3b4e7a9618709cb8a90b32150

7イニング制の野球と言うと軟式野球とか女子硬式野球をイメージする人も多いと思いますが、実は7イニング制というのはすでに国際大会で導入されていて、日本も優勝経験があるU-18ワールドカップやU-23ワールドカップは7イニング制だったんですよね。まあ、WBCの場合は主催がメジャーリーグ機構が作ったWBCインクという組織が主催していて、WBSC(世界野球・ソフトボール連盟)は公認という形になっているので2026年の大会も9イニング制と思われますが、野球・ソフトボールが2大会ぶりに行われる2028年のLA五輪では7イニング制で行われるのではないか、と言う噂もありますからね。

まあ暑さ対策と時間短縮という形ならば7イニング制で行われるのも一つの方法かもしれませんが、だとしたら、野球の戦法そのものが変わってしまいそうな気もしますね。
なんか高野連は来年からの導入には否定的だそうですが(まあ、これはNPBのタイブレークと一緒だろうが)、もし導入するとしたら7イニング制のメリットとデメリットや延長10回からのタイブレークをどうするのか(8回から導入するのか、9回までは普通にやって10回以降にするのか)と言ったような議論も必要になってくるかもしれませんね。
いずれにせよ銀傘の拡張工事が終わるまで(2028年3月予定)には結論が出ると思いますが(笑)、いずれにせよ慎重に検討を重ねて誰もが納得できるような結果になってほしいですね。

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