やはり無理をしてしまったのかね

ということで明後日から大相撲名古屋場所が始まりますが、今年の初場所の新入幕から注目されて優勝争いに顔を出し、先場所で「3度目の正直」とばかりに初優勝を成し遂げた新関脇の大の里関の連覇達成なるか、そして内容によっては大関昇進がかかる大事な場所となりますが(直近3場所で33勝、となると名古屋場所で10勝が必要)、その一方で3月の春場所で110年振りの親入幕初優勝という記録を成し遂げたもの、足の負傷によって夏場所を全休し、十両に転落した尊富士関が名古屋場所も初日と2日目に休場が決まったそうですね。

「十両・尊富士が名古屋場所を初日から休場 春場所で新入幕優勝も2場所連続 全休なら幕下転落も」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc75a1e170c1ddaa848d115f8ae1cbb550004966
「大相撲 尊富士は休場 全休の夏場所から2場所連続 新入幕Vから悲劇 大相撲名古屋場所取組編成会議」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e2362fe17eb16074dd14cd9f252f3fd6ef8beba

尊富士の優勝した春場所ですけれど、あの場所は14日目に尊富士が右足首の靭帯を痛め、休場も考えられましたが、結局強行出場して優勝を決めましたが、その後右足首の回復の具合が思わしくなく、夏場所は全休となってしまいましたが、なんかこう考えるとやはり千秋楽の強行出場はまずかったんじゃないか、と言う気がしますよね。
もちろん新入幕での優勝、という大記録が懸かった大一番でしたから、出場したい、と言う気持ちもわかるのですが、結局優勝と引き換えにかなり高い代償を支払うことになってしまったら元も子もないと思うのですが。

それにもし春場所で優勝を逃してしまったとしても今後も優勝を狙えたかもしれませんからね。なんか尊富士は名古屋場所での途中出場を考えているそうですが、仮に途中出場したとしてもまた休場、なんてことになったら大変ですしね。まあ、もし幕下転落となってしまったら早くても幕内復帰は来年になってしまいますが、ここはあまり無理をしないでほしいと思いますが。

なんでも長年名古屋場所の会場と親しまれてきた愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)での開催は今年が最後となって、来年からは新設の愛知国際アリーナ(IGアリーナ)に会場が移る、という話ですが、果たして愛知県体育館最後の場所では誰が優勝することになるのか、ファンとしても楽しみな場所になりますね。

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