こんなコラボをするとはねえ

「魔女の宅急便」といえばスタジオジブリで制作したアニメ映画が超が付くほど有名だと思いますが(なんせ今でも金ローで2年に1度くらいは放送されてるんだしね)、もともとは角野栄子という作家が書いた物語というのもご存じの人とも多いと思いますが、その「魔女の宅急便」がこの度、日本マクドナルドとコラボCMを作ったようで。

「マクドナルド、『魔女の宅急便』とコラボした新商品を発売」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7c1aec7ad85292b8c8fdc6598afb41368c4aa82
「キキ役を悠木碧、ジジ役を阪口大助が演じた「魔女の宅急便」×マックのコラボCM」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cc1a3729901e9213ba126ea6073889716e58ce3

ちなみに「宅急便」というのはヤマトホールディングスの登録商標であり、「魔女の宅急便」はスタジオジブリの登録商標なのですが、もともとヤマトHDの事業と絵本では全く違うものだし(というかそもそも「魔女の宅急便」という書籍やアニメ映画のタイトルは商標登録ができないらしい。よってジブリが獲得した登録商標はあくまでも「キャラクタービジネス」をやる場合のみ)、ジブリのアニメの方はヤマトHDが制作に参加していますからね。それに今回のCMの場合は別にジブリのキャラを使うわけでないから、ということでコラボCMを作ることになったのではないか、と思いますが(これを見てジブリがどう思うかは別問題。というか「実写の映画と一緒で別にウチが関係しているわけじゃないから」という態度かもしれんが)、まあいずれにせよ映画とはまた違った「魔女宅」を見ることができるのもまた面白いのではないか、という気がしますが。

それにしても最近のマクドナルドと言うとこういったコラボやハッピーセットを出すといったことが多いと思いますが、今回のそれもかなり話題になることは間違いがないでしょうね。
これがきっかけで再アニメ化も、と思っている人も多いかもしれませんが、前述のとおり何らかの形でスタジオジブリや宮崎駿監督を引き込まなければ(それこそ「監修:宮崎駿 スタジオジブリ」とでもクレジットを入れるとか)いけないのではないか、という気もしますが(笑)。

まあいずれにせよこういったアニメが話題になる、ということは原作発売から40年近く、劇場アニメからも35年以上経っても今だに「魔女宅」が広く愛されている、ということなのかもしれませんね。

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