仮店舗営業みたいなものでしょうか?(笑)

先日サイバー攻撃を受け、サービス停止をした動画配信サイト「ニコニコ動画」ですが、その後、運営会社であるドワンゴの調査によると復旧までに1か月くらいかかるという話のようですね。当然その間予定されていた生放送の配信もできないし、動画投稿もできないし、ということでか当該月のプレミアム会費の返金とかいろいろな対応をするようですが、そんな中こんなのが話題となっているようで。

「「これはこれで…」「令和最大のインターネット老人会」  2007年に戻れる「ニコニコ動画(Re:仮)」がエモいと話題に」
https://news.yahoo.co.jp/articles/eef68d7b809f1fbe15462a2867a1d221f8131dc5
「「ニコニコ動画(Re:仮)」にインターネット老人会盛り上がる 「涙出てきた」「くっそ懐かしい」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2abadcc650f8766fb23f4e1d518d2a6e4d4eca79

なんでもニコニコ動画のスタッフが3日で作り上げたとのことで、閲覧できるのは一部の動画だけで(現在は2007年限定らしく、その後2008年、2009年という風に年代ごとに動画を変えていくようで)、検索もできないし動画視聴やコメントの書き込みのみ(これも復旧後は残らないらしい)できる、といったように機能が限定されているようですが、まあでも3日で作ったとなるとこの程度でもよく復旧させることができたな、という気もしますね。

まあでも考えてみれば2007年と言うと管理人がニコ動を知った頃ですからね(調べてみると2006年頃に開設したらしいが)。あの頃のニコ動はYouTubeよりも人気があったのではないか、と思えるくらい活気がありましたし、今回この措置をみてネット上でも「懐かしい」という声が挙がっているようですからね。これってひょっとしたら店の仮店舗営業みたいなものなのかもしれませんね(笑)。

今回の一件に関してニコ動はもちろんKADOKAWAにとってもかなりの損失ではないか、と思いますし、おそらくこれから動画配信を考えていたユーザーや企業もスケジュールの大幅な変更を余儀なくされることになると思いますが、まあ復旧までの間は昔の動画を見て「あの頃はこんなことがあったなあ」と思うのもいいのかもしれませんね。

それにしても本当にサイバー攻撃に対しては仕掛けた側に強烈なダメージを与えるカウンター攻撃は考えられないのだろうか?

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