まだ波乱は続いているようで。

尊富士が110年振りという新入幕での優勝という快挙を成し遂げた春場所ですが、ただその代償は小さくなかったようで、右足首の負傷で初日から休場(全治3週間ということでおそらく今場所は全休)となる中初日を迎えた大相撲夏場所ですが、初日から波乱の幕開けだったようで。

「1横綱4大関が総崩れ、照ノ富士は大の里に敗れる…波乱の夏場所初日」
https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20240512-OYT1T50066/
「相撲 1横綱4大関がそろって敗れる大波乱に国技館騒然 06年以来の上位陣総崩れ ファン悲痛「位が泣いてるぞ」トレンド」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1da9411f62ed5cb5b1e92477503366cfd988f243

他にも関脇も総崩れだったようで、三役以上で勝ち星を挙げたのは今場所新小結となった(そしてようやく髷が結えた)大の里一人だけだという話ですからねえ。まあ、大の里は先場所でも優勝争いをしていましたし、今相撲界で最も売り出し中の力士であることは変わりがないでしょうから今場所も注目株であることは変わりがないと思いますが。

それにしても初日から1横綱4大関が全員黒星とはねえ、下の記事にもありましたが、上位陣総崩れは2006年の秋場所6日目以来で、初日に全員黒星というのは昭和以降初めてという話ですから(ということは100年近くなかったことになる)、まだまだ波乱は続いているような気がしますが、それにしても本当にここ最近の上位陣は不甲斐ないような気がしますね。
しかも1横綱4大関と言ったも今場所は霧島がカド番ですからね。ここ最近は毎場所誰かがカド番のような気がしますが、いずれにせよ負け越したら大関陥落なのですから、こういう時こそ初日から白星を狙いに行って、それこそ全勝優勝を狙うくらいの気持ちで臨まないといけないと思うのですが。

まあ、まだ初日ですから千秋楽までどういったことになるのか全然わかりませんが、最初に書いた通り尊富士が休場で大の里ばかりに注目が集まるような場所ではいかん、ということになると思いますね。
勿論大の里が新小結としてどれだけ活躍できるか、というのも今場所の注目の一つだと思いますが、そのためにももっと上位陣がしっかりしないといけないと思うので明日からの奮起を期待したいですね。

令和六年大相撲力士名鑑 - 「相撲」編集部
令和六年大相撲力士名鑑 - 「相撲」編集部

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