果たして見ることができるか

オーロラと言うと北極やノルウェー、あるいはフィンランドと言った北極圏にかかる国で発生する現象、というイメージが強いと思いますが、実はあんな風に緑色のカーテン状のようなもの、とまではいかないものの「低緯度オーロラ」と呼ばれる現象があって大体10年おきくらいに発生するものなのですが、それが今夜北海道でも見られるかもしれないそうですね。

「世界各地でオーロラ観測 11日夜は北海道でも」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5646b72143ead43e14272a0ed5b4c43f5684df0f
「太陽フレアの影響でオーロラが世界各地で発生 北海道でもオーロラを観測できる?その発生原理を紹介」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/57a918f54e9e33a53036e4293b8b94ab70fa4934

北海道でこれまでにも低緯度オーロラは観測されていて、管理人が昔聞いた話では江戸時代には(それこそ太陽フレアが強かったからかどうか知らないが)長崎県でもオーロラが観測された(というか確か「空が赤くなった」程度の記録だったと記憶しているが)、という記録があるそうですね。
まあ、低緯度オーロラの場合は北極圏のそれのようにはっきりと見えるわけでもないし、色も赤らしいのですが、それでも滅多に見えるものではありませんから天文ファンとしては見逃せないものなのかもしれませんね。

勿論太陽フレアは地球にとって悪い影響を及ぼすこともあって、なんでも通信やGPSに影響が起こることがあって、調べてみると1989年にはアメリカで太陽フレアの影響と思われる変電所の故障が起こって大停電が起こったという話ですからね。今のところそういった停電が起こったとか通信機器に何かしらの影響があった、という話は聞きませんが、だからと言って安心ができないのもまた事実ですからね。ましてや今回の太陽フレアはかなり強いという話を聞きますからそういったことが起こってもおかしくないですが。

とはいえこういった機会はなかなか見られるものではない、と思いますし、北海道民も今夜オーロラが観測できるかも、なんて期待している人も多いかもしれませんね。
ちなみに北海道の今夜の天気を見てみると地域によっては観測できる可能性がありそうですね。

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