本当にやる気なのかいな?

今年の3月に降ってわいたように起こったロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告の26億円に及ぶ詐欺事件ですが、事件発生後、水原氏が司法取引に応じたことで新たな展開を見せようとしていますが、そんな中こんな話が持ち上がったようで。

「水原一平被告の賭博スキャンダルが早くもドラマ化へ「信頼、裏切り、富と名誉の罠のストーリー」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdffa1deff9d4ce073acf35b847d0c17d0cb8eb4
「大谷翔平選手と水原一平被告の物語、アメリカでドラマ化」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a302f6c0709305021f65a6e640a39d230e625e1a

なんでも第89回米アカデミー賞で監督賞など6部門を受賞した「ラ・ラ・ランド」を制作したライオンズゲートという映画会社のTVドラマ部門が制作をする、ということですが、本当にアメリカというのはこういう事件が起こるとすぐにドラマ化や映画化したがりますよね。
日本での例を挙げれば今話題になっている栃木県那須町の夫婦の遺体放火事件をどこかの制作会社がドラマ化決定、ということになると思いますが、もちろん日本でも過去にこういった事件が映画化やドラマ化されたこともありましたが、被害者の心情なんかもあるからか登場人物を仮名にしたり、実際の事件をベースにしつつフィクションを交えてドラマ化しますし、まず事件が起こってから何年も経ってから制作するものですからね。

それにもし制作するとしても関係者の許可が下りるのでしょうかね? ご存じの通り水原氏は大谷選手が日本ハム時代から通訳を務めていましたが、その辺を描写するとなると(球団名を使うことになるのだから)NPBの許可が必要になってくると思いますが、そういった内容のドラマにNPBや日本ハム球団が許可を出すとも思えませんし、他にも水原氏が関係してきたWBC関連とか前所属のロサンゼルス・エンゼルス、今現在所属しているドジャースなどの許可も必要になってくると思いますし、もし許可が得られなかったとしたら、そういったNPBやMLBの描写を抜きにしてドラマが作れますか、ということになると思いますが。

まあ、本当にどういった内容になるのかわかりませんし、個人的にはこういったドラマは大谷選手にも迷惑がかかるんじゃないか、と思いますが、続報が気になる話ではありますね。

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