これであとに続かなきゃ

2018年の平昌冬季五輪で銀メダル、22年の北京冬季五輪は個人で銅メダル、団体で銀メダルを獲得し、2022・23年と世界選手権2連覇を成し遂げ、羽生結弦選手引退後の日本男子フィギュアスケート界をけん引してきた存在と言っても過言ではないであろう宇野昌磨選手が現役引退を発表したそうですね。

「宇野昌磨、現役引退を表明…SNSで「素晴らしい競技生活を送れたことに感謝」」
https://www.yomiuri.co.jp/sports/winter/20240509-OYT1T50054/
「宇野昌磨、現役引退を発表「素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝」 記者会見も予定」
https://news.yahoo.co.jp/articles/58b40ff6faec80139889c0332e14c11092f585cc

これは体操とか水泳などもそうなのですが、フィギュアスケートというのも選手としてのピークは大体10代後半から20代前半で20代半ばになってしまうと現役生活を引退してしまう選手が多いのですが(まあ、さすがに20代後半になると10代の動きをするのだって大変になるだろうし)、宇野昌磨選手も26歳で引退ですからねえ。今後プロスケーターとして活動するのか(プロスケーターになるということは競技会に出る資格を失うことになるために「現役引退」という言葉をよく使う)どうかわかりませんが、まずはお疲れ様、と言ったところですが、こうなると早く羽生選手や宇野選手に続くような世界で通用する選手が出てこなければならないでしょうね。

それに日本は2014年のソチ五輪から3大会連続で冬季五輪でメダルを獲得しているのですからね。そうなると次のミラノ/コルティーナ・ダンペッツオ大会でも、となると思いますが大会まで2年足らずという今、果たして世界に通用する選手が出てくるか、というところでしょうね。
まあ、フィギュアのシーズンにはまだ少し余裕がありますし、五輪の予選も来年になるでしょうからその頃にはどれだけの選手が出てくるかわかりませんが、羽生選手にしろ宇野選手にしろ、その実力は世界も認めていましたからね。それだけ実力のある選手が出てくるかどうかが今後の日本のフィギュア界にとっても大切なことなのではないか、と思いますが。

なんでも15日に引退会見を行う、ということなので、その時にどういった発言をするのか注目されますが、フィギュア界も新しい時代を迎えようとしているのかもしれませんね。

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