またなんでこんな事故が

丁度去年の今頃(調べてみると去年の4月6日)、宮古島で陸上自衛隊のヘリコプターが海上で消息を絶ち、その後海の中から期待と乗組員の遺体が発見された、という事故がありましたが、今日、伊豆諸島の鳥島沖でこんな事故があったようですね。

「海自ヘリ2機が墜落か、洋上で機体の一部回収…1機目の通信途絶1分後に緊急信号受信」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240421-OYT1T50027/
「海自ヘリ2機が衝突か、1人死亡・不明の7人「全力で捜索」…フライトレコーダー回収し原因分析」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240421-OYT1T50049/

長崎県と徳島県と所属の違いこそあれ、同型のヘリコプターが衝突して墜落した、と思われる事故が発生したようですが、なんでも今回の事故は鳥島沖で訓練中に消息を絶ち、その後機体の一部が発見された、と言うことでどうも墜落、衝突と思われるようですが、いや、事故が起きた(と思われる)のが前日(つまり19日)の夜10時過ぎだとは言え、ヘリコプターも夜飛行するときはそういった自機の位置が分かるようにライトとかつけているんじゃないか、と思いますし、訓練ということはお互いに連絡を取り合ったりするのではないか、と思うのですが、そういったことは一切しなかったのでしょうかね? それとも(フライトレコーダーの分析結果を待たなければいけないが)、どちらかのパイロットがヘリコプターが接近してくるのを見落としたのでしょうか?

それにしても本当にこういう航空事故というのは一度起こると大変なことになりますよね。1月にも羽田空港で旅客機と自衛隊機の衝突事故がありましたが、あれだってかなりの被害が出てしまいましたし(しかも自衛隊機の方は能登半島地震の救援物資を運ぶためだったし)、今回の事故だって捜索もかなりの範囲にわたることになりますからね。
まあいずれにせよ事故原因の究明はもちろんのことですが、今後こういった事故が起こらないためにはどうしたらいいのか、例えばヘリの操縦士同士が(今回はいくら所属が違うとはいえ同じ自衛隊員なんだし)、常時訓練中も連絡を取り合うとかいったようなことをすれば防げた事故たと思いますし、そういった事故が起こらないような対策をしっかりと立てなければいけないのではないでしょうかね?

いずれにせよ自衛隊だろうが一般のヘリだろうがこういった事故は起こらないでほしいですね。

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