果たしてどういうスタジアムになるんだろうか

東京の卸売市場が豊洲に移って以来、築地の再開発についていろいろと議論がされていたようですが、この度、跡地に5万人収容の新スタジアムをはじめとして商業施設やオフィスを配置することを決定したようですが。

「築地再開発で“超可変”スタジアム誕生へ 野球、サッカー、コンサートなど目的に応じ2万から5万7000席に変形」
https://news.yahoo.co.jp/articles/14e7d647d4ad2af6e3dc57e72190ba8cc9cc71a6
「野球・サッカー・コンサート、変幻自在のスタジアム…築地新拠点で誰もが感動共有」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240419-OYT1T50166/

何と言ってもこの注目は事業予定者の中に三井不動産や読売新聞社が加わっている、ということだと思うんですよね。いや、今回の築地再開発には自前の球場を持っていない巨人が(現在の本拠地である東京ドームは年間契約で借りている)、築地に自前の球場を作るのではないか、と前から(確か当初東京五輪をやる予定だった2020年以前からだったと思うが)言われていましたからね。まあ考えてみれば東京ドームだって今年で完成して36年だし、最近大規模な改修を行ったとはいえ、施設がだんだん老朽化してきたのも事実だし、何よりもエアードームそのものが言っちゃなんですがもう一昔前の施設ですからね。そう考えるとここらで改築か新球場建設、という話が出てくるのも当然かもしれませんが。

まあ、できるとしてもどういった球場になるか、ですよね。記事によると「可動席や仮設席を使って収容人員を変化させる」とのことですが、57000人収容となるとそれこそコンサートか何かくらいで(毎年1月4日に東京ドームで興業をやっている新日本プロレスが完成後こっちに移るかどうかわからんが)野球やサッカー、アメフトとなるとせいぜい45000人程度の収容人員になるのではないか、と思いますが。
尤も計画はまだ動き出したばかりだし、球場の完成が2032年とかいう話ですから、まだ8年も先の話だし(なんせオリンピックがLAの次のオーストラリア・ブリスベンで行われる)、その間巨人は東京ドームを使い続けるのですから、新球場が具体的に動き出すのはもう少し先の話になるかもしれませんね。

いずれにせよいろいろと言われ続けていた築地市場の再開発が一応の決着を見せたことだし、野球ファンも8年後どういったスタジアムができるか今から楽しみにしてもいいかもしれませんね。

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