90年前のものがねえ

台湾東部の花蓮沖を襲った地震からそろそろ1週間が経とうとしていますが、その間日本では支援の輪が広がっており、各地で募金が行われているようですが、いう間でもなく台湾は親日家が多いんですよね。というのもかつて台湾は日本が統治していた時期があったのですが、それがきっかけとなって台湾が近代化したため、という話を聞いたことがあるのですが、その台湾統治時代に作られたあるものが今回の地震で注目を浴びたようで。

「台湾地震で崩落しなかった日本統治時代の古い橋、被災地への輸送ルートとして「開通」…交通相「大先輩のお出ましだ」」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240408-OYT1T50122/

なんか台湾で1972年に開通した橋が崩落して使えなくなった、ということで1930年の日本統治時代に架けられた橋が緊急工事をして開通し、制限付きでありながら利用できるようになっている、とのことですが90年も前に作られた橋が崩落しなかった、というのにも本当に驚きますよね。

いや、1930年と言ったら関東大震災の7年後ですから、おそらくは関東大震災級の揺れにも耐えられるように耐震基準が改められたでしょうから、おそらく日本国内のみでなく、台湾でもその基準で作られたと思うのですが、震度6強の地震でも耐えられた、ということはそれだけ日本の技術が優れていた、ということなのでしょうか?

この手の問題でよく話題になるのは中国や韓国の企業が関係して作った建物と日本の企業が関係した作った建物では強度ももちろんですが、いろいろと違う部分が多い、ということなんですよね。実際それで海外で問題になった例もありますが、少なくとも日本の企業が関係した建造物で問題になった、という話は管理人は聞いていませんし。
なんか台湾はこのほかにも日本統治時代の建築物が数多く残されている、というはなしですし、こう考えると本当に親日家が多い、というのもうなずける話ですよね。

今回の台湾地震で最終的にどれくらい義援金が集まるのか、と言ったようなことはわかりませんが、これからも困ったことはお互いさま、と言うこと台湾との良好な関係は維持したいですね。

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