無事成功したようだけれど。

「H3ロケット打ち上げ成功、JAXA「計画通りに飛行」…宇宙開発競争に本格参戦へ実用化期待」
https://www.yomiuri.co.jp/science/20240217-OYT1T50087/
「H3打ち上げ成功、南種子町で見守った2000人…「今回こそはと思い続けていた」」
https://www.yomiuri.co.jp/science/20240218-OYT1T50037/

2度にわたる延期の末、昨年3月に打ち上げたものの、結局電気系統のトラブルで2段エンジンが着火せずに指令破壊されてしまった日本の大型主力ロケット「H3」の2号機が1年前のリベンジとばかりに昨日種子島宇宙センターから打ち上げられ、無事に打ち上げに成功したそうですね。

まあ、こういった打ち上げに失敗したときというのは原因究明ももちろんですが、その対策を取らなければいけないでしょうし、新しくロケットを設計し直さなければいけないですから、どうしても年単位の時間がかかってしまうものですが、今回JAXAのスタッフとしても1年近く、今度は成功するかどうか気が気ではなかったのではないか、という気もしますが。

宇宙開発と言うと米ソの冷戦時代だった1960~70年代は盛んだったのですが、80年代に入ってスペースシャトルのチャレンジャー爆発事故などもあってか一時期下火になりましたが、ここの所アメリカが月面に再び人類を送り込む、という「アルテミス計画」を始動したり、とまた最近になって活発になってきていますからね。
まあ、日本もそういった宇宙開発に参加していることもあって、いろいろと開発を進めなければいけないと思いますが、考えてみればロケット1期作るのだって相当の金がかかりますからね。さすがに2度目の失敗は許されないでしょうから、今回の打ち上げ成功はとりあえずホッとしたのではないか、という気もしますが。

よく1960年代の漫画雑誌なんかを見ていると「21世紀には人類が(海外旅行に気軽にいくように)宇宙旅行をしている」なんて記事が載っていましたが、21世も四半世紀を迎えようという今になってもまだ実現していませんが、ようやく60年前に描かれたような未来が近づき始めた、ということでしょうか?
いずれにせよ、これからも宇宙開発が少しでもいいから進んでほしいですよね。

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