思い切った人選をしたものだが

NPBもキャンプの最中で、月末にはオープン戦が始まるころですが、そんな中で3月6・7日に京セラドームで野球日本代表「侍ジャパン」がヨーロッパ代表と強化試合を行うこととなりましたが、本日その強化試合に出場する選手28名が発表されたようですね。

「【侍ジャパン】3月の欧州代表戦のメンバー28人を井端弘和監督が発表 ヤクルト・村上宗隆、明大・宗山塁ら」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6eca06b8a80f5655bacd9185637a38f4e1430db
「なぜ侍ジャパンに大学生4人? 井端監督が明かす構想…見据える26年WBCの“その先”」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f562c4aa1bd41cf18c324545bc4d8f0e8e082c0f

今回選ばれた28人のうち、一番多く選出されたのが広島の5人の一方で、3月2・3日に台湾遠征を行う巨人から「帰国したばかりで無理はさせられない」ということで一人も選ばれませんでしたが(まあ、帰国した2~3日後に侍ジャパンに合流というのも確かにちょっと無理があるわな。ただ11月に行われる「プレミア12」には岡本選手や戸郷投手の選出を考えているようだが)、発表された顔ぶれを見てみると昨年のWBCにも出場した西武の源田選手やヤクルトの村上選手、ソフトバンクの近藤選手と言った選手がいる一方、大学生4人が選ばれた、というのも驚きますね。

なんでも井端監督は2年後のWBCや(2大会ぶりに野球・ソフトボールが行われる)2028年のLA五輪を見据えて、とのことのようですが、個人的にはメジャーリーガーも参加する2026年のWBCは昨年のWBCのメンバーが何人かまた選ばれるのではないか、とは思うのですが(個人的にはヌートバー選手のような日系のメジャーリーガーが侍ジャパンにもっと参加してほしいが)、オリンピックとなる4年後ですからね。顔ぶれががらりと変わると思いますし、その中にはそれこそ今年のドラフトで入団した選手が選ばれてもおかしくはないと思いますからね。

それに今回大学生が参加する、というのも(滅多に大学とプロは試合をしないし)プロの世界を感じるいい機会なのかもしれませんね。なんでも今回選ばれた4人は今年のドラフト指名候補と呼ばれているそうですから、プロの目の前で自分たちの力をアピールできればドラフト指名への道が近づくかもしれませんし。

いずれにせよ3月の野球界は開幕前も巨人の台湾遠征、侍ジャパン対欧州代表、ドジャース対パドレスの韓国開幕戦、と楽しみな試合が多いですね。

この記事へのコメント