結局どういう風にしても

西武ライオンズからFA宣言し、ソフトバンクに移籍した山川穂高選手の人的補償を巡って問題が起こっていますが、最初西武は和田毅投手の獲得を打診したものの、結局ごちゃごちゃあって甲斐野央選手が移籍、ということになったんですよね。そのことに関して実はソフトバンクが和田投手をプロテクトしておらず、和田投手の獲得の打診を受けて慌ててプロテクトリストを作り替えた、とか噂されているようですが、コトの真偽はとにかく、こんな話題が出ているようですね。

「人的補償撤廃も選択肢 FA制度見直しをNPBが本格検討 12球団の中でも賛否両論が存在」
https://news.yahoo.co.jp/articles/825c740228031ef12988ea3ec9ea7b640f416080
「FAプロテクト騒動は「起きるべくして起きた」選手会森事務局長が指摘「こうなっちゃった以上、すぐに撤廃してほしい」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b71e06e02d777dafde4bc24f7c5bccc74dab4a4

まあ正直言ってFA制度というのもかなり手探りで導入されたような制度ですし、1993年に導入されてからもう30年経っているわけですからね。今ではそのころには考えられなかった「海外FA」なんてのも出てきていますし、そういった意味では制度の見直しもアリとは思うのですが、子いjン的にはこういうのって議論を尽くしてほしいんですよね。

もし仮に人的補償を撤廃したとなるとそれじゃチームの格差が出てきてしまいますから、それに代わるようなシステムが必要なのではないか、と思いますが。これがアメリカ・MLBだとFA選手を獲得した球団は移籍元の球団に翌年のドラフト指名権の譲渡、というシステムがありますが、アメリカはウェーバー方式で、日本は(1位指名は)入札方式ですから指名する際にはどうなるのか、と思いますしね。これは管理人個人のアイディアですが1位指名が終わったら2位指名の前に「FA枠」としてFAの移籍元球団がウェーバーで指名できる、と言ったようなシステムがあってもいいかもしれませんが。

まあいずれにせよこういった問題は今度FA宣言をした選手が現れるたびに起こってしまうだろうと思いますし、もし仮に和田投手が西武移籍を了承していたらどうなってたかな、という気もしますが、いずれにせよこういった問題に関しては誰もが納得できるような制度の見直しをしてもいいかもしれませんね。

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