行司というのも危険な仕事なのね

ということで熱戦が続いている大相撲初場所ですが、今日の霧島対北勝富士の取り組みの最中にこんなハプニングが起こったようで。

「大関戦で行司が転び、烏帽子と草履が脱げる…霧島「何か落ちてる」北勝富士「何かこけてる」」
https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20240120-OYT1T50193/
「行司が吹っ飛ぶアクシデント 烏帽子落ち、草履が脱げても取り組み凝視し裁ききる 大関霧島「見えていた」大相撲初場所」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4de37a5ca5804cd13b2f621af7f27fc1db2b125d

よくプロレスで試合中のレフェリーが吹っ飛ばされる、なんてことがありますが、まああれは試合を盛り上げるための演出みたいなもので、それこそ本当に吹っ飛ばされたらとてもじゃないけれど試合なんか続行できるものじゃないと思うんですよね。ちょっと違うかもしれないが何年か前に新日本プロレスの興行の最中に地震が発生したときは(予想外のアクシデントだったからか)安全を確認するために30分くらい中断したことがあったんだし。

しかし相撲となるとこうはいきませんからね。実は管理人、昔行司が吹っ飛ばされるアクシデントを見た覚えがあるのですが、考えてみたら昔と違って大相撲だって力士が大型化しているからこういったアクシデントは十分にあり得るんですよね。幸いなことに(管理人もX(旧Twitter)の動画を見たが)今回はすぐに行司が起き上がってすぐに体制を取り直したからそのまま取り組みが続いたし、もしもの時のために土俵に上がれるように、ということでか控えの行司が立ち上がったから、そういった意味ではすぐに対応ができるようにはなっていると思いますが。

それにしても今回は何事もなかったからよかったものの、もしこれで行司が負傷でもしたらどうなるんでしょうね? いや、もちろん休場となることはわかりますし、たとえ行司であっても保険には入っていると思うのですが、業務中の負傷という扱いになるのかな、という行きもしてきますが(笑)。
まあ、いずれにせよ上にも書きましたが力士も大型化ししている今となってはこういった形で行司が吹っ飛ばされる、なんてことも今後起こると思いますし、さすがに取組中に行司に注意が行く、なんてことはないと思いますが、無事是名馬、という言葉がある通り、力士も行司も勝負審判も怪我がないように注意してほしいですね。

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