どういう訓練をするんだか

能登半島地震が発生したことと関係があるのかどうかわかりませんが、3月20日に東京ドームで行われる巨人対ロッテのオープン戦の後にこんなことが行われるようですね。

「東京ドームで3月、観客参加型の防災訓練…参加券付き巨人対ロッテ戦チケットを26日から販売」
https://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/20240118-OYT1T50208/
「東京ドームで初の観客参加型の大規模防災訓練実施 3・20巨人-ロッテ戦後に」
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d769dc6bd1496917aa4b5583324e195241a929

考えてみれば東京ドームって今年で開場から36年になりますが(まあ、最近は老朽化などもあって巨人が新球場の建設を検討しているとかいう話もあるが、今回はそれは置いといて)、野球をやっていないときはコンサートや色々なイベントを行っているのでおそらく1年のうち三百数十日はなんだかんだで使用していると思うんですよね。で、その36年の間に地下鉄サリン事件をはじめとする一連のオウム真理教の事件とか、阪神大震災や東日本大震災と言った災害があったのに、こういった訓練をやっていなかった、というのがなんか意外な気もしたのですが。

まあ、でも考えてみれば東京ドームは野球の時は44000人、最大55000人収容できる施設ですから、それだけの人数を使った訓練となるとそれこそ時間も人員も必要になってくると思いますから今回は「指定席C防災訓練参加権付きチケット」を持っている観客が対象とのことですが、ただ巨人の公式サイトを見てみるとC指定席って結構広いんですね。まあ、そのうちどれくらいの観客席を使うのかちょっとわかりませんが、まあいずれにせよ災害というのはいつ起こるかわかりませんからこういった訓練をしておくのに越したことはありませんが(ちなみに試合終了30分後に訓練会開始ということで、試合開始が午前1時(オープン戦は9回で終了の延長なし)だから午後4時半~5時ごろに開始か)。

こういった会場で災害が発生したとして一番怖いのは群集心理だと言われているようで、しかも東京ドームは(管理人も何度か行ったことがあるからわかるが)あの特殊な形状のためか出入り口が回転ドアですからね。もしなんか事故が起こったらおそらく管理人が想像している以上の惨事になるのではないか、と思いますから、もし何らかの形で災害が発生したとしてもパニックにならずに、観客全員が無事であるように心がけたいものですね。

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