こんなことがあってはいけないんだけどねえ。

新日本プロレスが第１次UWFと提携して対抗戦を行っていた1987年頃に熊本で酒の席での喧嘩がきっかけとなって選手たちが大暴れして、宿舎である旅館1軒を破壊したという事件があったらしい、という話はプロレスファンなら1度は聞いたことがあると思いますが、あの話は嘘か本当か今でもよくわかっていないんですよね。そもそもそんな事件が実際にあったとしたらマスコミが大きく取り上げそうですが、それはそうと日本のラグビーリーグであるリーグワン2部に所属する日野レッドドルフィンズの選手が合宿で訪れた大分県で問題行動を起こしたということで無期限の活動停止を発表した、ということがあったそうですが。

「ラグビー・リーグワン２部「日野レッドドルフィンズ」、合宿先での問題行動で活動停止」
https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20230203-OYT1T50268/
「リーグワン２部の日野が無期限活動停止を発表　４日の試合も出場辞退　酒席トラブル報道「解決済み」も」
https://news.yahoo.co.jp/articles/85ae68ca57d841b06e1ab98a19e2841ad23f5145

なんでも昨年10月末に合宿先である大分県の飲食店に訪れた際に（酒に酔った勢いなのかどうか知らないが）、店の備品を壊したり、女性店員の体を触るといった迷惑行為を行ったことが最近明らかになったそうですが、いくら店との間の守秘の取り決めがあったと言っても3か月も公表しなかったのはどうか、という気もしますが。もし仮にもっと早く、それこそ昨年のうちにでも発表していればまだ対応だって違っていたかもしれませんしねえ。

なんか調べてみると選手のうち7名が迷惑行為を行った、ということのようですが、一般的にラガーメンと言ったら体格だってかなりの体格の人が多いですからそういった選手たちが店で暴れたりしたら店員だって恐怖でしかありえなかったでしょうしね。今回の一件に関しては修理費を支払ったという話のようですが（一部で600万円という報道もあるようだが、当の会社が否定しているので詳しくはわからない、としておくが）、いずれにせよ合宿先だから、と言って羽目を外すのはよくないでしょうね。

日本開催だった2019年ラグビーワールドカップでラグビーに興味を覚え、今年はフランスで行われるワールドカップも見よう、と思っている人も多いと思いますが、そういったファンの気持ちを裏切るようなことだけはしないでほしいですね。