だからちゃんと注意しないと

昨日、六本木のビルで爆発火災が起こったそうですが、その原因というのがスプレー缶のガス抜き作業で起こった、ということのようですね。
この話を聞いて2018年の12月(つまり4年ちょっと前)に札幌で起こったビルの爆発事故を思い出した人も多いと思いますが、あれもスプレー缶のガス抜き作業中に起こった事故ですからね。札幌にせよ六本木にせよあんな大都市のど真ん中で爆発事故を起こしてよくけが人だけで済んだな、という気がしますが(まあ、札幌の場合は52人も出たが。今回は2人だけ)、それはそうと今回の六本木の事故はこんな爆発原因があったそうで。

「六本木でビル火災、男性2人けが…「スプレー缶のガスを抜く作業中だった」」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230116-OYT1T50100/
「東京・六本木のビルの爆発火災 関係者が「スプレー缶のガス抜き後ライターをハンマーで壊した」と説明」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e34689fcb895ae12ca18cbb04cc07c041fbd28

いや、換気扇を回していたとはいえ、部屋を閉め切った中でスプレー缶のガス抜きをして、それが終わった後にライターをハンマーで壊していた、なんてことをやってたらはっきり言って爆発してください、と言っているようなものだと思いますが、それはそうと今回の事件について調べてみるとスプレー缶をごみとして出す場合はスプレー缶の穴を開け、ガスを抜いてから出すかどうかというのは自治体によって対応がバラバラなようですね(つまりガスを抜かなくてもいいところもあるらしいが)。ちなみに管理人の住んでいる茨城県某市は穴を開けて出す、ということに決まっているのですが、管理人は少なくとも家でも職場でも屋内では穴開けやガス抜きはやりませんからね。まあ、いろいろと理由はあるのですが、やはり部屋の中にガスがたまるのを避けるためなのですが、今回の六本木の場合も換気扇を付けはしたものの、部屋の窓を開けたり、といったことはしていなかったそうですからね。
いや、事故が起こったのは7階建てのビルの中の2階、という話なのでおそらくはそう簡単に窓を開けることはできないと思うのですが、事故が起こったのが午前10時45分ごろだった、ということを考えると例えばビルの屋上に出るとか、あるいはビルの外のどこか目立たないところで作業を行う、といったような方法もあったのではないか、という気もしますが。

繰り返すようですが、今回の事故はけが人が2人だけで済んだからまだよかったですが、これで死亡事故、なんてなったらシャレになりませんから、本当にこういったスプレー缶のガス抜き、といったような作業は注意しなければいけないでしょうね。

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