なんかいい方法ないのかね?

昨年の北京冬季五輪のジャンプ団体で着用しているスーツが規定違反ということで失格となり、物議を醸しだしたことがありましたが、その当事者である日本の、というよりも女子のジャンプ界の第一人者である高梨沙羅選手が山形県の蔵王で行われたスキージャンプ女子ワールドカップでスーツの規定違反で失格となったそうですね。

「高梨沙羅は2本目終了後にスーツ規定違反で失格に 自国開催大会で再び悪夢 W杯蔵王大会」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ad2ae9fb8a9095aa0368f3611b2f911408cb12c
「高梨沙羅が再びスーツ規定違反で失格に。国内大会での“悪夢”に独誌も驚き「タカナシは、また前進できなかった」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/59e27e2a798208af6460d456c96c425e04460692

管理人、去年の北京冬季五輪の時も思ったのですが、競技前はOKだったのに競技後に失格にするとはどういうことなんだ、と思うんですよね。いや、まあ所謂ドーピングみたいなもんだと思えばいいのかもしれませんが、だからと言って本人は規定に合ったつもりで飛んだのに後になって失格と言われたらモチベーションだって下がるのではないか、という気がするのですが。

なんかネットを見てみてもいろいろと賛否両論があるようだし、今年は高梨選手だけでなく失格する選手も結構多いらしいですからね。こうなるとそれこそルールを変えるとかいったような工夫が必要なのではないか、と思いますが。
そもそも今やジャンプ競技では当たり前にどの選手もやっているV字飛行だって使われ始めた最初の頃は飛形点がマイナスになっていたんですよね。それでもおつりがくるくらいの飛距離が稼げたので他の選手も使い始めたことで、結局はV字飛行は点数をマイナスされることなくスタンダードな飛び方になったのですから、例えば「○○cm以内ならOK」とでもするかそれがいやだったらF1のタイヤ(現在のメーカーはピレリ)のようにスーツのメーカーを決めたワンメイクにして、選手がその会社のスーツの着用を義務付ける、とでもしなければいけないような気がしますが。

まあ、最も仮にルールを改正するとなっても早くて今年の終わり(つまり2023-24シーズン)ということになってしまいますから、高梨選手はとにかく今は我慢して次の大会で失格にならないように気を付けてほしいですね。
2026年のミラノ・コルティーナダンペッツォ大会でまた同じ問題が起こってほしくありませんから。

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