どういうコラボになるんだか

冬季五輪2連覇という実績を引っ提げてプロスケーターに転向した羽生結弦氏が今年の2月26日に東京ドームでアイスショーを行うのに続き、東日本大震災の発生日である3月11日に出身地である宮城県のセキスイハイムスーパーアリーナでアイスショーを行うそうですが、そのアイスショーにこれまた五輪個人総合2連覇という実績をもつ体操の内村航平氏がスペシャルゲストとして出演するそうですね。

「羽生結弦さんと内村航平さんがアイスショーで初共演 3月「notte stellata」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/35c0fb7a886d908e161ff2f5bfdceedac7e4ed00
「内村航平さん「フィギュア×体操の化学反応を」 自身のSNSでコメント 羽生結弦さんとアイスショー共演」
https://news.yahoo.co.jp/articles/005a7a9382a0264798f6a051c81948a78b5013af

いや、五輪2連覇同士と言っても体操競技は夏季五輪の競技でフィギュアスケートは冬季五輪の競技ですから、この二人が同じ競技会で顔を合わせる、なんてことはまずなかっただろうし(さらに今は夏季五輪と冬季五輪は2年おきに交互で開催だしね)、ましてやフィギュアスケートと体操競技がどうやってコラボするのか、という気がしてきますが。

いや、件のアイスショーの発表されたゲストの顔ぶれを見てみるとどうも羽生氏一人だけではなく今はプロスケーターとして活躍している選手が参加するアイスショーのようなので(まあ、震災復興祈願と考えれば当然と言えば当然だが)、普通に考えればそういったゲストが演技して最後に羽生氏の演技、という風になると思うのですが、そのフィギュアの間にどうやって体操の演技を入れるのか、そもそも演技を行うのが床運動なのか、鉄棒なのかといったのもわかりませんからね(まあ、一発勝負で決まる跳馬はまずありえないと思うが(笑))。
それに二つの競技を行うとなると、リンクと体操の演技を行う場を別々に設けるのか、あるいはリンク上にマットを敷いてその上でやるのか、というのもありますからね。

まあ、これに関してはこれから主催者側が協議して決めることだと思うのですが、なんか先の東京ドームもチケットの申し込みが殺到した、という話も聞きますし、おそらく今回のアイスショーも3日間のチケット申し込みが殺到するのではないか、と思いますが、まだまだ当分の間、羽生氏のアイスショーはプラチナペーパーとなることが予想できますね。

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