ゆくゆくは導入されるかもしれないけれど

ということで年末年始恒例の第101回全国高校サッカー選手権が昨日の開会式及びオープニングマッチに引き続き、今日は1回戦の残り15試合が行われ、管理人の住んでいる茨城代表の鹿島学園は佐賀県代表の龍谷に2-1と勝利し、大みそかの2回戦(相手は岡山の岡山学芸館)に駒を進めました。まあ、高校サッカーの場合はワールドカップなんかと違って、1回戦から準々決勝までは1日おきの開催(12月28・29日→31日→1月2日→4日)、準決勝は1月第1土曜日(今年は1月7日)で決勝は成人の日(今年は1月9日)となっているので、選手もコンディション維持が大変だと思いますが(もっとも2年前までは1月2・3日と連戦だったのだからまだいい方かもしれないが)、まあ決勝までは無事に戦えるチーム状態が必要になってくると思いますね。
で、今日行われた1回戦の群馬の前橋育英と宮崎の日商学園の対戦でこんなことがあったようで。

「1回戦敗退の日章学園、“幻のロングシュート弾”にネット騒然 「あの1点があれば」「悔しいだろうな…」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8250f62ff90226749325f83ad132be246841118b
「「VARあったらって」「かわいそうだな」日章学園2年生FWの一撃はラインを割っていたのか?“幻のゴール”に様々な意見【選手権】」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9723c07d59616083bb3744b2424e1c4855c14d83

前半終了間際に日商学園の選手が放ったシュートがゴールポストのクロスバーに当たってゴールライン上にあたったと思われたものの結局ノーゴールという判定になったことが物議を醸しているようですが、まあ確かにVARがあったらこういった場面ですぐにVAR判定になると思いますが、VARってまだ日本だとJリーグで導入されたばかりですからね。それに高校サッカーは国立競技場をはじめとする全9会場で分散して行われていますし、そのすべての会場にVARを導入する、となるとかなり予算が必要になってくると思うし(中にはJリーグの公式戦では使用してないスタジアムだってあるのだし)、それだけの予算をJFAはもちろんですが、高校サッカーを放送している日本テレビ系列だけで賄えるのか、という気もするのですがねえ(それこそABEMA TVとかDAZNにでも協力をしてもらわないと駄目のような気が…)。
いや、もちろん将来的には高校サッカーでもVARが導入されることになると思いますが、それがいつ頃になるかというのはちょっとわからないし、そうなると今回のようなことは今後も起こるかもしれませんが。

まあいずれにせよ1月9日の決勝はどこが残ることになるのか、まずは明後日の大みそかの2回戦に注目でしょうね。

高校サッカーダイジェストVOL.37 2023年 1/16 号 [雑誌]: ワールドサッカーダイジェスト 増刊
高校サッカーダイジェストVOL.37 2023年 1/16 号 [雑誌]: ワールドサッカーダイジェスト 増刊

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