1場所で済んでよかったのかもしれないけれど

ということで1月8日から始ます大相撲初場所ですが、125年ぶりという1横綱1大関(よって東の横綱である照ノ富士が「横綱大関」となる)という異常事態で本当に関脇陣の奮起を期待したいところですが、そんな中で新型コロナガイドライン違反に問われている逸ノ城に対してこんな処分が下されたようですね。

「逸ノ城関を初場所出場停止処分…コロナ指針に違反して無断外出・飲酒、週刊誌報道も」
https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20221226-OYT1T50174/
「逸ノ城が1場所出場停止 過去に朝乃山は6場所、阿炎は3場所出場停止 新型コロナガイドライン違反」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b6c3fa3680515afff93000401fdcb4812a959a0

2つ目の記事にあるように過去にも同じような問題を起こした力士はそれぞれ3場所(半年間)、6場所(1年間)出場停止という処分を受けて、特に6場所出場停止処分となった朝乃山は番付を三段目までに落とすことになってしまいましたが(ちなみに初場所で西十両12枚目まで番付を戻すことになったが)、そう考えると1場所で済んでよかったのかな、という気もしますがただ今回の場合は新型コロナのガイドライン違反ということで過去には飲酒のトラブルも起こしているという話ですからね。今回はそれに関しては不問ということなのかもしれませんが、ただまた同じような問題を起こしたら今度こそ1場所出場停止程度では済まないと思いますから、出場停止明けの3月(大阪)場所では真剣に相撲に打ち込んでほしいと思いますが。

それともう一つ。伊勢ケ浜部屋の2力士が弟弟子による暴力行為が発覚したことで一人が引退、一人が2場所出場停止、そして師匠の伊勢ケ浜親方が2度目の理事辞任をした、という報道がありましたが。いや、社会問題にまでなった時津風部屋の力士暴行死事件があってから15年経つというのいにいまだにこの手の事件というのは発生しているんですね。
いや確かに相撲界というのは兄弟子と弟弟子の上下関係というのは絶対だとは思いますが、だからと言ってこれだけ暴力問題にうるさい今、本当に協会はもちろんのこと部屋の最高責任者である親方もしっかりと目を光らせなければいけないのではないか、という気もしますが。

まあ、いずれにせよ2023年の相撲界もいろいろと波乱が起きそうな気がしますね。

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