どちらも一長一短なんだけれど

ということで2022FIFAサッカーワールドカップカタール大会も残すところ、今夜のクロアチア対モロッコの3位決定戦と明日行われるアルゼンチン対フランスの決勝、と2試合だけになりましたが、32チームが出場するワールドカップというのは今回が最後で、次回の2026年アメリカ・カナダ・メキシコの3か国共催大会から出場チームが48に増えることになるのですが、そのグループリーグを巡ってこんな話が出てきたようですね。

「FIFA会長が26年W杯の大会方式「再検討」を電撃発表!! グループリーグが4か国12組に変更か」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba887719a9885cc93df464b911765e71ec12e1bd
「参加枠拡大の2026年ワールドカップ、「4チーム×12グループ」の可能性が浮上」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d5e8e828d5620f4365d3be63ce64128ea7c129c

これまで予定されていたのは参加48チームを3チーム×16グループに分け、総当たりで上位2チーム(合計32チーム)が決勝トーナメントに進む、という方針だったのですが、そのグループリーグを4チーム×12グループに変更する可能性がある、ということのようですね。

というのも3チームで総当たり戦、となるとチームが奇数になる以上どうしても1チーム試合をしないチームが出てきて不公平感が出てくるなどの理由がある、とのことなのでグループリーグを4チームで戦う、というのは確かに公平感が出てくると思うのですが、これもまた問題がありますからね。
というのも今までのやり方だとグループリーグが3×16の48試合、決勝トーナメントが3位決定戦含めての32試合の計80試合となるのですが、管理人の試算だと決勝トーナメント1回戦と2回戦を4試合やれば(これまでは2試合)なんとか1か月の日程に納まるのですが、グループリーグを4×12にするとグループリーグが6×12の72試合で決勝トーナメント進出が32チームだと計104試合、24チームでも計96試合ですから日程がラグビーワールドカップのように1か月半くらい必要になってくるんですよね。
それに決勝トーナメント進出チームを何チームにするのか、もしチーム数が決まったとしても32チームと24チームではトーナメントのやり方が変わってきますからね(24チームだと8チームが1回戦シードとなるがその8チームをどう決めるのか、となるし、32チームだと上位2チーム+3位の上位8チームとなるが、それをどう決めるのか、となるし)。

まあとにかく次の大会まで4年しかないのですから、できる限り早く方針を決めてほしいと思います。

2022カタール・ワールドカップ決算号 2023年 01 月号 [雑誌]: サッカーマガジン 増刊
2022カタール・ワールドカップ決算号 2023年 01 月号 [雑誌]: サッカーマガジン 増刊

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