これでJリーグのレベルは上がるだろうか?

1993年に10クラブで始まった日本プロサッカーリーグ、所謂Jリーグは来年で30周年となりますが、その間に参入クラブが増え、3つのカテゴリー分けをされたこともあって現在はJリーグに所属しているクラブは全部で58、来年からはJFLの奈良クラブとFC大阪がJ3に加わることで60チームとなるそうですが、Jリーグがこんな方針を定めたようですね。

「J1、2チーム増やし20へ…2024年シーズンからJ2・J3も」
https://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/jleague/20221214-OYT1T50177/
「Jリーグ 24年シーズンからJ1~J3のクラブ数を「20チーム制」に」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4422332a6504e8ff494261904e127ff2324029cd

上にも書いた通り今現在Jリーグに所属してる58チームのうちJ1が18、J2が22、J3が18という割合になっていいますが、実は管理人、以前からJリーグの各カテゴリーのチーム数はピラミッド型(要はJ1を12~14チーム程度にして、以下J2、J3とカテゴリーが下になるに従いチーム数が増える)にするか、あるいは最低でも全カテゴリー同一数にするか、と考えていたので今回の20チーム×3というのはまあ、管理人が考えていたのに近いかな、という気がするんですよね。

それにしたがって来季はJ1から1チーム自動降格、J2から3チームが自動昇格する、というシステムになるようですが(まあ、この昇格が上位3チームなのか、あるいは3~6位はプレーオフを行うのかわからないが)、2025年以降は昇格降格はどういった形になるのかな、と思いますし、何よりも60チームに固定する、となると結局はこれ以上チーム数が増えないわけですからJリーグ参入を計画していたクラブの扱いはどうなるのかな、とかあるいはかつての横浜フリューゲルス(これの末裔が横浜Fマリノスと横浜FCと言われているが)のようにチームが消滅、となったら新しいチームの参入を認めるのか、ということにもなりますしね。

まあいずれにせよチーム数を同一化する、ということはある意味で例えばシーズンの試合数を全部で同じにする(20チームなら2回総当たりの全38試合、ということになるから勝ち点も計算しやすいだろうし)昇格降格で統一ルールを作りやすくなる、といったメリットもあると思いますし、直すべきところは実際にやってみて直した方がいいかもしれませんね。

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