果たしてそれだけに見合う活躍ができるか?

海外FA権を取得したことで福岡ソフトバンクホークスからメジャー移籍を表明していた千賀滉大投手ですが、この度、ニューヨーク・メッツと契約合意に達したそうですね。

「ソフトバンク・千賀滉大がメッツと5年総額102億円で合意、米報道…サイ・ヤング右腕2人と共闘へ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/31aa5596c59f6588d0d18400a55f5e700a88cfe4
「【MLB】千賀滉大、メッツと5年102億円で合意 米記者が報道、CY賞バーランダーと共闘へ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/893d64cc1923dd0b42682339023180f957434381

もともと2010年に育成ドラフト4位で指名された選手がMLBの球団に入団するまでになったのですから(ちなみに育成で指名された選手がMLBの球団に入団するのは初めてのケースだそうで)、これでMLBで活躍するとなれば文字通りのアメリカン・ドリームを使くことになるわけですね。
しかもメッツと言ったら野茂英雄氏やロッテの吉井監督、西武の松井監督や松坂大輔氏といった日本人選手も数多く所属した球団ですからね。確かに同じニューヨークを本拠地としているヤンキースと比べるとあまり話題になることがないような気もしますが、それでも2022年のシーズンにはワイルドカードでプレーオフに出場しているほどの実力がある球団ですからね。2023年シーズンの地区優勝を狙うメッツにとってはどうしても欲しい選手だったのではないか、と思いますが。

でもまあ5年契約総額102億円、という活躍ができるかどうか、というのはまた別問題なわけで。先日もオリックスからポスティングで移籍した吉田正尚選手が9000万ドル(約126億円)の5年契約をレッドソックスと結びましたが、5年後も主力選手として活躍できるか、ということになりますよね。ましてや日本人投手というとNPBとMLBじゃいろいろ違うからなのかどうか知りませんが、結構ひじを壊してトミー・ジョン手術を受けることが多い気がするんですよね(大谷選手だって例外じゃなかったし)。そうなるとやはり1~2年はシーズンを棒に振ることになるわけですから、そういったことがないようにするのも大切だとは思いますが。

勿論管理人だって吉田選手や千賀投手がMLBで活躍してほしいと思っていますから、そういった心配が杞憂になってほしいと思いますが。
これであとは同じくポスティング移籍を目指している藤浪投手がどこに決まるか、ですね。

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