そもそもの問題はどこにある?

連日熱戦が繰り広げられているワールドカップサッカーの話題に隠れがちですが、今年最後の場所である大相撲九州場所も明後日でいよいよ千秋楽となりますが、そんな中5度目のカド番だった大関正代が負け越したことで来場所(初場所)は大関陥落が決まったのですが、それがちょっとした異常事態になってしまったようですね。

「来場所は125年ぶり1横綱1大関の異常事態 八角理事長「親方衆も頑張らなきゃだめ」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf64efd9d35307a96cce3498bfc4f0991e77591b
「正代の大関陥落、伊勢ケ浜審判部長は精神面指摘「気合いが入ってない。ここ1年、いや2年くらい」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a80bdbb8ad3bea32db7c2243bfbe2ef35366e85

もう一人の大関である貴景勝はすでに10勝しているので来場所は番付がそのままですが、大関復帰を目指した御嶽海が6敗目となり10勝以上が条件となる大関復帰を果たせなかったことで来場所は横綱照ノ富士、大関高景勝という「1横綱1大関」となるのですが、それがなんと125年ぶりということだそうで。いや、125年前の1898年と言ったら明治31年ですぜ。令和4年の今から4つも前の時代であり、19世紀の話なんですからね。なんかほんの数年前には4人も横綱がいた、というのが信じられないくらいなのですが。

いや、ここまでの事態になってしまったのはいろいうろと理由があると思いますし、確かに八角理事長や伊勢ケ浜審判部長のいうことも尤もだとは思いますが、なによりも力士が大型化したことでやたらと怪我をする力士が多くなっているのではないか、と管理人は思うんですよね。
今の力士と言いうのはそれこそ欠場とまではいかなくとも体のどこかに故障を抱えていると思いますし、やはり一度故障すると万全の状態に戻すのがかなり困難なのではないか、と思うんですよね。それでも結局土俵に上がるものだから普段の実力が発揮できなくなってしまうのではないか、と思いますが。

ですので力士たちはまずは怪我をしないような強靭な体を作ることが必要だろうし、周りの人たちも体調面でしっかりとしたサポートが必要だと思いますし、何といっても相撲協会自体も今回のような事態を招かないために何が必要なのかしっかりと考えてほしいですよね。
もういい加減番付の上位陣が不在という場所がないようにしてほしいと思いますから。

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