本当に実現するのかしら?

来年3月に6年ぶりに行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にエンゼルスの大谷翔平選手が出場の意思を表明したことが話題となっていますが、まあ大谷選手自身が「出場したい」と言っていたことやエンゼルスのGMやオーナーも出場を容認する発言をしてましたからあとは本人次第かな、と管理人は思っていたんですよね。それにはっきり言ってMLBやWBSCは「大谷出場」を来年のWBCの目玉にしたかったのではないか、と管理人は思いますから、来年への楽しみが一つできたかな、と思いますが、かつて大谷選手が所属していた時の日本ハムの監督であり、現在「侍ジャパン」を率いる栗山英樹監督がこんな構想を明かしたようですね。

「最強侍JAPAN実現だ! 大谷、ダル、誠也、日系メジャー2選手も史上初招集へ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/843c2a26240715727e71abd918f883caa5c69b1a
「隠れ侍ジャパン候補? WBC日本代表入りの可能性がある日系メジャーリーガー5人」
https://www.baseballchannel.jp/mlb/144076/

なんでもパドレスのダルビッシュ投手やカブスの鈴木誠也選手といった日本人メジャーリーガーをはじめとして、日系のメジャーリーガーも招集する、ということを考えているそうですね。上の記事にある二人というのは一人は母親が日本人で、もう一人が母型の祖父母が日本人ということで日本代表入りの資格があるということらしいんですよね。
まあ考えてみたら2006年の第1回の時はメッツやドジャースで活躍したマイク・ピアッツァ選手がイタリア系ということでイタリア代表として出場した例もありますからこれらの選手が日本代表として選ばれる、というのもあり得ない話なのかもしれませんね。

いや、もちろん所属球団がOKを出すかとか(これはダルビッシュ投手や鈴木誠也選手も同じことがいえるが)、あるいはコミュニケーションがうまく取れるか、といったような問題もありますが、もし日系メジャーリーガーが参戦、となるとこれまでにないある意味特殊な「侍ジャパン」が誕生することになると思いますし、日本でも話題になるのではないか、と思いますが。

前回の2017年大会で初優勝した、ということでアメリカでもWBCの認知度が上がったという話も聞きますし(ちなみに銀メダルに終わった東京五輪の後は「アメリカもメジャーリーガーを五輪に出せ」という声がかなりあったようで。アメリカも国際試合に関心を見せ始めてる、ということか?)、いずれにせよ来年のWBCが気になってきたのだけは間違いがないでしょうね。

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