果たしてどういう裁定が出るか
今週の日曜日からサッカーワールドカップ・カタール大会が始まる、ということもあってかどうしても話題はそっちの方に行ってしまい、今年の2月に行われた北京冬季五輪はずいぶんと昔の話になってしまったような気もしますが(苦笑)、ただ今になっても解決していない問題があるんですよね。それがROC(ロシアオリンピック委員会)として出場し(ちなみにこの後にロシアのウクライナ侵攻が起こったため、ロシアパラリンピック委員会=RPCとして出場予定だったパラリンピックはベラルーシとともに大会を締め出されたが)、フィギュア団体で金メダルを獲得したカミラ・ワリエワのドーピング問題なわけですが、WADA(世界ドーピング防止機構)がCAS(スポーツ仲裁裁判所)にこんな要求をしたようですね。
「WADAがワリエワに「4年間の出場停止」「金メダルはく奪」を要求!露当局は重過ぎる処罰に激怒「最も残酷な罰だ」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f24ca757a83dc1e5903c7339db9bc7bb6403e4f0
「「完全に馬鹿げている」WADAが要求する“団体金剥奪”に露関係者が憤怒!「ガトリンは2回失格で五輪王者」と皮肉も」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f84450fac3ec332462fb6976b0b2695c0c8afcd1
はっきり言ってロシアの反ドーピング機関であるRUSADAが調査結果を「報告しない」なんて言わずにちゃんと報告していればこんなにはならなかったのではないか、と思いますが、ただ旧ソ連時代に(これは当時の共産圏の「東側諸国」にも言えることだが)国家ぐるみでドーピングをやっていた、と言われていますからねえ。実際に1980年のモスクワ五輪に出場した東側諸国の選手たちの検体を今の技術で検査したら明らかにドーピングをやっていた、という結果だったらしいですから、クリーンな調査をロシアに求めるのは無理、ということなのかもしれませんが。
それにしてもこの問題に関しては日本も無関係ではありませんからね。というのも北京冬季五輪のフィギュア団体はROCが金、アメリカが銀、日本が銅という結果でもしROCが失格となると日本が順位を一つ上げて銀メダルになるという話だし、なんかまだメダルの授与もやっていない、という話のようですからね。せっかく北京まで出かけて銅メダルという成績を残したのにいまだにメダルを貰えない、というのですから選手たちも「いい加減にはっきりしてくれ」と思っているかもしれませんが。
まあ4年間の出場停止となると26年のミラノ・コルティーナダンペッツオ大会には出られない、ということになりますし、さすがに8年後(札幌市が招致を計画している2030年)を目指すとなると厳しいのではないか、と思いますが、いずれにせよこの問題、早く決着をつけてほしいですね。
「WADAがワリエワに「4年間の出場停止」「金メダルはく奪」を要求!露当局は重過ぎる処罰に激怒「最も残酷な罰だ」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f24ca757a83dc1e5903c7339db9bc7bb6403e4f0
「「完全に馬鹿げている」WADAが要求する“団体金剥奪”に露関係者が憤怒!「ガトリンは2回失格で五輪王者」と皮肉も」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f84450fac3ec332462fb6976b0b2695c0c8afcd1
はっきり言ってロシアの反ドーピング機関であるRUSADAが調査結果を「報告しない」なんて言わずにちゃんと報告していればこんなにはならなかったのではないか、と思いますが、ただ旧ソ連時代に(これは当時の共産圏の「東側諸国」にも言えることだが)国家ぐるみでドーピングをやっていた、と言われていますからねえ。実際に1980年のモスクワ五輪に出場した東側諸国の選手たちの検体を今の技術で検査したら明らかにドーピングをやっていた、という結果だったらしいですから、クリーンな調査をロシアに求めるのは無理、ということなのかもしれませんが。
それにしてもこの問題に関しては日本も無関係ではありませんからね。というのも北京冬季五輪のフィギュア団体はROCが金、アメリカが銀、日本が銅という結果でもしROCが失格となると日本が順位を一つ上げて銀メダルになるという話だし、なんかまだメダルの授与もやっていない、という話のようですからね。せっかく北京まで出かけて銅メダルという成績を残したのにいまだにメダルを貰えない、というのですから選手たちも「いい加減にはっきりしてくれ」と思っているかもしれませんが。
まあ4年間の出場停止となると26年のミラノ・コルティーナダンペッツオ大会には出られない、ということになりますし、さすがに8年後(札幌市が招致を計画している2030年)を目指すとなると厳しいのではないか、と思いますが、いずれにせよこの問題、早く決着をつけてほしいですね。
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