35歳でどこまでやれるか

11月も半ばとなり、いよいよウインタースポーツの本格的なシーズンが到来した、と思いますが、スケート界というのは10代のころから第一線で活躍している選手が多いのか大抵は20代半ばで競技活動を引退してしまうものだと思いますが(羽生結弦だって27歳でプロ転向だもんね)、そんななか2010年のバンクーバー五輪日本代表の織田信成氏が9年ぶりに現役に復帰し、来年1月の八戸で行われる冬季国体予選に出場したそうですね。

「織田信成、同世代の高橋大輔、浅田真央さんから刺激「自分も負けじと頑張りたい」9年ぶり復帰戦で優勝」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fc4407681e85308de38a9c923cc63a9ea9e2c3b
「35歳の織田信成、3247日ぶりの現役復帰 4回転は転倒も、3A着氷…冬季国体予選」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4582b5f6ed9a4c1585a358cb1a1b54c7c1d189dc

まあ、正直言って国体も今年3年ぶりの開催となったり(ちなみにその3年前というのが管理人の地元の「いきいき茨城ゆめ国体」)、とようやく元に戻りつつあるようですが、そんな中35になって現役復帰というのもすごい気がしますね。
いや、同年代の高橋大輔氏が現役復帰したり、浅田真央選手がプロスケーターとして活躍しているのに刺激を受けて、とのことですが、上にも書いた通り、スケート、特にフィギュアというのは10代後半から20代前半というのがピークだと思うんですよね(まあ、北京五輪フィギュアでの「ワリエワ問題」で冬季五輪で出場の制限年齢が17歳以上に引き上げられたのでこれからますますピークが狭まる気がするが)。ですので35歳というのはいくら何でも(こう言っては何だが、括弧付きで言わせてもらうと)所謂「ロートル」なのではないかと思うのですが、それでもやはり「もう一度挑戦したい」と思う気持ちは変わらないのかもしれませんが。

いや、もちろんジャンプの「レジェンド」こと葛西紀明選手のように2026年のミラノ・コルティーナダンペッツォ五輪を目指す、なんてことは考えていないとは思いますが(いくらなんでも39歳では無理だろ)、どれだけ自分がやれるか、というのだけは注目したいですし、現役復帰第1戦でいきなり優勝、というのもこれまたすごいような気もしますが(昔取った杵柄、というやつか)。

まあ、いずれにせよ来年の国体に選ばれるかどうか、そして選ばれたらどれだけ活躍できるか見てみたいですね。

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