果たしてうまくいくだろうか

ということで今年から導入される出場機会の少ない選手の移籍の活性化を目指すNPBの「現役ドラフト」のルールが決定したそうですが。

「【プロ野球】現役ドラフトルールが決定 年俸5000万円以上、複数年契約選手などは除外」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f99f19949c26fe0ba6be3077b54c47d1d1215183
「NPBが「現役ドラフト」の制度規定公表 全部で10項目 開催時期や開催方法など定める」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c805574ec9d3d71b0dcf48902ffcf15031de30fb

管理人がちょっとわからなかったのはルールでは基本除外される選手の中に「年俸5000万円以上の選手」(1名に限り対象とできるらしいが)がいる、ということなのですが、(各球団の主力選手はこれからだが)2軍の選手とか入団して数年という若手選手対象の契約更改はすでに始まっているはずですから(そうでもしなければ70名近い支配下登録選手や育成選手全員の更改なんてとてもじゃないができない)、すでに更改を終えた選手が対象となることもあるのかな、ということなのですが。

まあそれはそうと今回の現役ドラフトの特徴は最低でも各球団は1名の選手を獲得し、1名の選手を放出する(最高どちらも2名まで)ことになるんですよね。ですから最低12名、最高で24名の選手が入れ替わることになるのですが、ただそれらの選手が移籍先で活躍できるかどうかはわかりませんしだ、結局のところ行き先が当日まで分からないトレードみたいなものですからね。以前原監督が言った「いらない選手の押し付け合いになる可能性がある」といった言葉が現実にならなければいいと思うのですが。

それに今年の12月9日に行われる今回の現役ドラフトは非公開で行われるということですから、我々ファンも当日何らかの形でNPBから発表されるまで誰が移籍することになるのかはわかりませんからね。いや、当日までに「あいつが行くんじゃないか、こいつが行くんじゃないか」といった想像ができるかもしれませんが、もし仮に「え? この選手が移籍するの?」となった場合はファンの感情もどうなるのかな、という気もしますが。

まあいずれにせよ今年初めて行われるものですし、これから直せるところは直していって選手のためにもファンのためにもなる制度になってほしいな、とは思いますが。

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