レベルが落ちなければいいが。

ご存じの人も多いと思いますが、11月に開幕するFIFAワールドカップカタール大会の次、すなわち2026年のアメリカ・カナダ・メキシコの3か国共催の大会から出場国がこれまでの32から48に増え、それに伴い、世界の6つの協会の出場国割合が決まったそうで、日本が所属するAFC（アジアサッカー連盟）は出場枠が8.5となったようですね。

「出場国拡大の2026年W杯、アジア枠4.5→8.5が正式決定!! 予選方式も大幅変更」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec3896bbab4ee078ef4756016c4d085a1645a834
「「いらんやろそんなに」「だれも嬉しくないやつ」2026年W杯のアジア出場枠増加は“悲報”？嘆きの声続々」
https://news.yahoo.co.jp/articles/20a2a03c29cd8d0c0227ea8cd6aaa94cde298884

それに伴いアジアの予選方式も変わり、まずAFCの順位下位チームによるホーム＆アウェイの1次予選→1次予選突破チームと2次予選から参加するチームの合計36チームを9グループに分ける2次予選（日本はここから参加すると思われる）→各グループ上位2位の18チームを3つのグループに分けリーグ戦を行い、各グループ上位2チームが勝ち抜ける最終予選→最終予選の各グループ3～4位の6チームを2グループに分けて各組1位が勝ち抜け、2位チーム同士で大陸間プレーオフ出場権をかけて戦うプレーオフ、という形で行うようで、まあ普通に考えたら日本は最終予選で2位以内に入るのではないか、と思うのですが、ただ参加国が増えることで大会のレベルが落ちるのではないか、とは管理人も思うんですよね。

単純比較はできませんが8.5枠が参加となると今回のカタール大会アジア最終予選12か国で考えたら出場国であるイラン・韓国・サウジアラビア・日本・オーストラリアの5か国に加えUAE・イラク・オマーンが出場権を得てシリアと中国が大陸間プレーオフ出場決定戦を行う、ということになりますからね。おそらくアジアに限らず他の大陸も出場枠が増えることが考えられますが、そうなると10か国しか所属していない南米なんざかなりの確率で大会に出られるのではないか、と思いますし、その分初出場国も増えるでしょうから、1998年のフランス大会の日本のように世界とのレベルの違いをまざまざと見せつけられる結果になりはしないか、という気もするのですが。

果たして8.5に増えることによって日本の、ひいてはアジアのサッカーレベルが上がって将来的にはワールドカップの決勝戦に出場できるようになるかどうかわかりませんがまずがカタール大会で結果を残すことが必要でしょうね。


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