49代表が決まって

ということで本日西東京大会決勝が行われ、日大三高が東海大菅生に勝ち、最後となった甲子園への切符を手に入れ6日から始まる全国高校野球大会の49代表が決定したわけですが。

「【高校野球】甲子園49代表校決定! 大阪桐蔭は空前の大記録なるか、注目は新潟の150キロ右腕」
https://news.yahoo.co.jp/articles/64200d0bca365f9adbeaddd6a5f6a2bd321c05cb
「『第104回全国高等学校野球選手権大会』全49代表が決定!」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3c8cc6c79a63d369c31360d1e086fae3077dd9

今回の49代表のうち夏の大会初出場というのは4校(札幌大谷・明秀日立・社・帝京五)と少なめの上、その4校もセンバツには出場経験があるということで春夏通じて初出場という高校がない、という珍しい大会のようですね。それに見てみると広島の盈進の48年ぶり3回目をはじめとして栃木の国学院栃木の37年ぶり2回目、静岡の日大三島の33年ぶり2回目、群馬の樹徳の30年ぶり3回目といった前回の出場からかなり経っている高校もあるし、十数年ぶりの出場というのも結構あるんですよね。まあ今回これだけの学校が勝ち抜けたのも理由もいろいろとあると思うのですが、春と夏というのはまた違った戦い方をしなければならないでしょうから、大変なのは変わりがないと思いますが。

で、今回の大会の注目はやはり史上初という3度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭や、その大阪桐蔭を春季近畿大会決勝で破り、史上7校目となる夏連覇を目指す智弁和歌山(というか100回以上やって夏連覇が6校というのも少ない気がするが。そういう意味ではチームががらりと変わる夏の連覇は難しいのかね?)といったあたりが中心となると思いますし、他にも選抜準優勝の近江をはじめとして常連と言える高校も数多く出てきていますからね。これらの学校も十分に優勝の可能性もあるし、中には「大阪桐蔭に勝てる学校が出てくるのか」と思っているファンもいるのではないか、と思いますが。

これから試合に備えてベンチ入りメンバーの決定や準備などでいろいろと大変だと思いますが(事前練習がないとかで現地入りするのは4日の組み合わせ抽選会の前日、つまり8月3日という高校も多いと思うが)、今や高校野球はNPBどころかメジャーリーグのスカウトまで視察に来るくらい注目されている大会ですからこのコロナ禍、少しでも明るい話題になるような熱戦を期待したいですね。

第104回全国高校野球選手権地方大会展望号 (週刊ベースボール6月28日号増刊) - 週刊ベースボール編集部
第104回全国高校野球選手権地方大会展望号 (週刊ベースボール6月28日号増刊) - 週刊ベースボール編集部

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