プロはプロで大変だろうけれど

2014年のソチ、2018年の平昌五輪で連覇し今年の北京五輪にも出場した、世界でもファンの多い羽生結弦選手がこの度第一線を退き、プロスケーターとして活動することを表明したそうですね。

「羽生結弦、第一線を退く意向表明「プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決意しました」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7a881165c232c76e039ac8bbff622c1ecdcc394
「羽生結弦が「プロのアスリートとしてスケートを続けていく」決意を表明 「感動や希望をありがとう」感謝の声相次ぐ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/575d65d70680ba040d100951888c210d39441e52

まあ競技会には出ないで(フィギュアスケートはプロになると競技会への出場資格を失う)、これからは各地で開かれるアイスショーなどに出演する、ということなのでフィギュアスケートはまったくやらない、ということではないですから、今後はそう言った場での羽生選手の活躍を見ることになると思いますが、プロはプロでまた大変ですからね。

これまでにもフィギュアスケートの選手がプロに転向した例なんて数多くありますが、プロとなると各地でアイスショーを開いて今度は観客からお金を取って自身の演技を見せることになりますからね。まあ、プロになれば競技会では禁止されている技も使えますから、そういった意味では自身の技に広がりが出ることも十分に考えられますがでもやはり一番の基本は演技そのものなわけでして。
まあ羽生選手は世界的にも人気がある選手ですからそれこそ黙っていても客は入るかもしれませんが、それで本人は満足しないでほしいですよね。本人も「これからも羽生結弦として、羽生結弦が大好きなフィギュアスケートを大切にしながら極めていけたらいいなと思います」と言っているようですからプロだろうがアマチュアだろうがこれからもフィギュアに取り組んでいくことだけは変わりがないでしょうから。

スケート界と言えばスピードスケートの小平奈緒選手も第一線から退くことを表明していますから、4年後のミラノ・コルティーナダンペッツオ五輪に向けてスケート界も世代交代が進んでいくことになると思いますが(さらにフィギュアは年齢制限が17歳まで繰り上がったこともあるし)、羽生選手が刻んだ足跡を日本のフィギュアスケート界が受け継いでいって、2026年にはまた表彰台の真ん中に日本人選手が経っていることを願いたいですね。

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