本当だとすごいことだけれど

かつて日本テレビ系列で放送されていた「木曜スペシャル」等でUFO関連の番組を制作していた矢追純一氏はUFO番組を作ろうと思ったきっかけとして「日本人の視野の狭さをどうにかしようとしたが、ただ『空を見ろ』というだけでは誰も聞いてくれない。そこで異質なもので興味を持ってもらおうとした」とかいうことを言っていたそうですが（それが証拠に本人は「本物のUFOが見つかったらNHKのトップニュースで扱われる」と言っていたそうで）、ただ日本人というのはそう言った未知なものには興味を持つ人種だと思いますし、ちょうど矢追さんがこれらの番組を制作していたころというのは日本で「オカルトブーム」というのがありましたからね。そういった意味では矢追さんは「時代の寵児」と言ってもよかったのかもしれませんが、なぜこんな話題を出したか、というとこんな記事を見かけたからでして。

「福島のＵＦＯ研究所、「極めて可能性が高い」画像公開…合成の可能性は解析ソフトで排除」
https://www.yomiuri.co.jp/science/20220625-OYT1T50202/

いや、UFO（未確認飛行物体）に関してはそれこそ戦後間もなくから言われていたことだし（それこそ「ロズウェル事件」なんてのがあったしね）、これまでにも何度か目撃談や写真撮影に成功した例なんてのが紹介されましたがそれのほとんどが何かの見間違い、もしくは合成写真と言われいていますし、今か昔と違って画像編集ソフトでコラージュ画像なんてのは簡単に作れますから、おそらくは50年前だったら本物のUFO写真と見間違えられるのではないか、と思われるような写真もありますからね。そういった意味では所謂霊能者とかUFO研究家の人たちもそういったものを見破る技術も身につけなければいけないのですから大変ではないか、と思いますが、ただ仮に1000枚中999枚がそういった合成写真や見間違いだったとしても残り1枚がどう見てもそのように見えない写真だとしたら、こういった人たちにとっては「可能性が高い」ということになるんでしょうね。

正直言って管理人は宇宙人もUFOも霊の存在も否定していませんから（仮に地球外生命体がいたとしてそれが地球と同程度の文明だったり、地球より遅れていたとしたら、そんなUFOなんて作れるはずがないしね。その可能性も考えないでUFOや宇宙人の存在を否定するのはどうかと思ってるし）、それが本当だったら面白いなあ、と思っていますが、かといって本当にUFOなのか、と言われるとやはり本当とは言い切れないところもありますしね。
やはりこういったのは「本当だったらいいな」みたいな空想を楽しむためにある、ということなのでしょうか？