どういう映画になるんだか

来年の大河ドラマ「どうする家康」は言うまでもなく徳川家康の物語で主人公を松本潤が演じますが、ジャニーズ事務所のタレントというのも結構歴史上の人物を演じることって多いんですよね。まあ、松潤にとっては初めての大河ドラマということでいろいろと緊張する場面もあると思いますが、そのジャニーズ事務所の先輩である木村拓哉が来年公開の映画でその徳川家康とともに天下を争った織田信長を演じるそうで。

「木村拓哉、主演映画で自身2度目の織田信長役「木村家と織田家の家紋が同じで特別な親近感」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7053bfc0fb7cb691415c088fd0d1bf4f0e48f79c
「木村拓哉&綾瀬はるか“東映70周年映画”で初夫婦役 総製作費”20億円“の超大作」
https://news.yahoo.co.jp/articles/de6ffed796515636e258ad6b1f8ee0dc7af64d8d

キムタクが信長を演じるのは1998年のTBSのドラマに次いで2度目だそうですが、今回この日の発表した、というのはなんでも本能寺の変が起こった旧暦の天正10年6月2日と言いうのは今の暦に直すと1582年6月21日で、信長の享年というのが49歳と言われているそうで、その「本能寺の変」が起こった日に「49歳」のキムタクの主演映画ということで発表したそうですね。

まあ、本能寺の変というと440年経った今も「なぜ光秀が本能寺を襲ったのか」「黒幕はいたのかいなかったのか」などといったことがわかりませんし(一昨年の大河ドラマの「麒麟がくる」をはじめとしていろいろな解釈が存在しているようだが)、おそらく今回の映画もクライマックスとなるであろうシーンをどう描くかも気になりますが、話の内容は信長とその妻である濃姫を中心とした話となるようですね。まあ、どういった物語を描くのかというのも注目するべきところかもしれませんね。

なんでも記事によると今回の映画は東映70周年記念作品ということで(そういえば昭和31年・1956年の「赤穂浪士」は創立5周年、1961年のこれまた「赤穂浪士」は創立10周年と銘打っていた。今回の映画は「70周年」から2年ほどずれているが(笑))、制作費も20億円という超大作になっているようですが(昨年9月にクランクインしたようで。公は来年1月27日)、ただこれだけの金をかけたにもかかわらず大ゴケ、となる事態だけは避けてほしいですよね。というか「THE LEGEND & BUTTERFLY」というタイトルだけを見て時代劇だとわかる人はどれだけいるかしら…(樋口真嗣監督の「隠し砦の三悪人」だって「THE LAST PRINCESS」なんてサブタイを付けてたしね…)

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