問題の出し方が悪いような。

よくあるテストの笑い話に「人間は一人、二人。鳥は一羽、二羽と数えます。では馬はどう数えるでしょう?」という問いに「一着、二着」と答えた、というのがありますが(いうまでもなく正解は「一頭、二頭」。こう答えた子供の父親が競馬好きで子供は「一着、二着」と数えると思っていた、というのがオチ)、こんな問題がネットで話題となっているようで。

「犬を「い」で始まって「き」で終わる4文字で表せ!? 小1の国語問題が難しすぎて大喜利状態に」
https://news.yahoo.co.jp/articles/502808d654c31d9285babdca92542d3f9bac33e5

記事を見てみると小学1年生の国語の問題として出題された、ということのようですがなんかこれは出題が間違っているような気がしますが(苦笑)。

いや、リンク先の記事の問題を見たのですが、1問目が「ばった」で2問目が「はらっぱ」と来たら3問目は普通「いぬ」と答えますよね。それがいきなり「いっぴき」と数を数える問題になるのですからねえ。それに気が付かないと犬を4文字でどう表すんだ、ということになるし、大人が混乱するのですから、よけい子供は混乱するのではないか、という気もしますが。もちろん種を明かせばなあんだ、と思うかもしれませんが、なんかこの問題は犬だから混乱しているような気もしますし、同じ問題にしないで別のところで「このいぬはどう数えるのでしょう?」という問題にでもしたほうがよかったのではないか、という気もしますが(もっともそうだと国語の問題ではなく算数の問題になるか)。

まあそれにしても笑うのはこの問題をツイッターに投降したところネット上で大喜利状態になってしまった、ということですよね。いや、ツイッターではこういったことがよく起こりますし(管理人も何度か参加したことがあるが。ハッシュタグをつければ参加できるということがよけいに大喜利状態になるのかもしれないし)、文字数を無視して答えをひねり出す、というのもまたこういうのをネット民が楽しんでいる、ということになるのかもしれませんね。

まあ、小学1年生というのはまだまだ我々のように余計なことまで考えるということはないでしょうから、もしかしたらあっさりと答えを導き出したかもしれませんが、こういう子供たちも将来はまっとうに育ってほしいものですね。

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