そのくらいの高さだとねえ

よく飛行機で言われているのは離陸後の3分間と着陸前の8分間が特に航空機事故が多いことからパイロットはこの時間帯を「魔の11分間」と呼んで恐れている、ということですが（YouTubeの解説動画なんかを見ると確かに離着陸時に結構起こっている気がするが）、その「魔の11分間」に起こったと思われる航空機事故がネパールで起きたようで。

「22人乗り小型機、消息絶つ　悪天候で捜索難航　ネパール」
https://news.yahoo.co.jp/articles/75e39c2250aa082f84d3a4f2f3888cc4107821b5
「ヒマラヤ山麓で旅客機消息絶つ 22人搭乗」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bda724fe19f07d0c4bb3c0b33b556c6ffcdb8f9

ネパールで乗員乗客22人を乗せた小型プロペラ機がヒマラヤ山麓で消息を絶ったという話ですが、その消息を絶ったのが到着5分前ということですからね。管理人が「魔の11分間」を連想したのもわかると思いますが。

ご存じの人も多いと思いますが、ヒマラヤ山麓というのは世界最高峰であるエベレスト（チョモランマ）をはじめとした8000M級の山々が多いですし、今回の事故が起こったのもそのヒマラヤ山麓である、という話で、救援隊のヘリコプターが現地に向かったものの悪天候のため引き返して、標高8167Mの地点にある場所に救援隊や捜索隊を派遣する予定、という話ですから、いかに高い場所で起きたのかわかろうかというものだと思いますが。
これは管理人の想像ですが、山の天気というのは変わりやすいですから旅客機が飛んでいる途中に悪天候で何らかの形で乱気流にでも巻き込まれて墜落でもしたのかな、という気がしますが。

まあ、現地の天気の回復をまって本格的な捜索に当たることになると思いますが、ただ上にも書いた通り8000Mを超える山の中で起きた事故ですからね。捜索もかなり難航するのではないか、という気がしますし、もし仮に見つかったとしても原因を調べるのもかなり時間がかかるのではないか、という気がしますが。
今のところ乗客の中に日本人はいない、ということですが、日本だってこういうことは十分あり得る（そりゃ8000M級の山なんてないが）ので旅客機の運航には十分に気をつけてほしいですね。