帰っていきなりこれじゃねえ

ということで（来訪順に）韓国と日本の訪問を終え、アメリカに帰ったバイデン大統領ですが、戻ってきていきなりこんな事件を知ることになるとは夢にも思わなかったでしょうね。

「車で乗り付けた男子高校生が小学校に侵入し銃撃、子供１９人含む２１人死亡…米テキサス州」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220525-OYT1T50090/
「学校で銃乱射、バイデン大統領「もううんざりだ」…容疑の高校生は直前に祖母も銃撃」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220525-OYT1T50238/

アメリカでは学校での銃乱射事件というのは結構あって2012年にはコネチカット州の小学校で、2018年にはフロリダ州の高校であったし、銃の乱射事件に限れば去る14日にニューヨーク州バッファローのスーパーであったばかりだというのにねえ。記事によると今回の事件が発生するまでに今年に入って学校や大学で銃撃事件が起こったのが39件というのですから、1か月で大体8件起こっている計算になるんですから、アメリカというのはたとえ学校といえども安全とは言えない、ということになるのでしょうか？
それに管理人が驚くのは死亡したと思われる容疑者（なんでも警官によって射殺されたようだが）が18歳の高校生というのですからね。しかも事件発生前には祖母も銃撃している、というのですから一体動機は何だったのか、という気がしてきますが。

今回の事件に関してバイデン大統領が「もううんざりだ」と言ったそうですし、スポーツ界でもNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのスティーブ・カー監督（本人も父親を銃撃事件で亡くしているらしい）が怒りの声をあげたり、MLBでは追悼セレモニーが行われた、という話ですが、これだけ事件が起こってもアメリカでは銃規制が進まないのが現状ですからね。
なんか政府にも影響を持っている全米ライフル協会が銃規制に反対している、という話を聞きますが、こういった事件をこれ以上増やさないためにもせめて「21歳以下の銃の所持の禁止」といったような譲歩をするべきではないか、と管理人は思いますし、もし全米ライフル協会の身内が同じような目に遭ったらどうする気なのでしょうかね？

とにかく、このままではアメリカではこの手の事件が未来永劫続いていくことになるのですから何らかの手を打ってほしいと思います。