結局何が目的だったのだろうか?

まず最初に言っておきますが、今回の件に関して管理人、一連の流れは知っていたのですが、ある程度はっきりしたら話題にしようかな、と思っていたので、今日まで話題にしなかったのですが、最近ネット界隈で話題となった「ゆっくり茶番劇」商標登録問題について。

「「ゆっくり茶番劇」商標登録の柚葉氏、抹消申請を報告「本来の目的を全うすることが困難となった為」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/78a61edf3616ef39539d1ed3259ca11fb106aa5d
「“東方”原作者も「ゆっくり茶番劇」問題に声明 「東方Projectの二次創作としてなら商標権の効力は及ばない」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e06c94208e6497550990a5ffdc971395769a3587

ゲーム「東方Project」のキャラを使ったいわゆる「ゆっくり解説」の動画については管理人もYouTubeなどでよく見ていますが(多分ニコ動でも何作か見たことがある)、そのキャラを使った「ゆっくり茶番劇」というのを柚葉なる動画投稿者が商標登録した、ということで炎上しましたが、この柚葉氏、結局所属していたコミュニティから無期限の会員登録停止処分を受けましたし、今回登録抹消申請にまでなってしまったのですから結局失うものが多かったのではないか、という気がしますが。

管理人も「ゆっくり茶番劇」の商標登録に関して「あれ? もともとゆっくり解説動画って「東方Project」のキャラを使っているいわば二次創作なのだから(「ゆっくり茶番劇」の)商標登録が認められるのか?」と思っていたのでなんかスッキリしなかったのですがねえ。
それにしても今回の問題で柚葉氏は「本来の目的を全うすることが困難となった為」と言っていますが、それではその「本来の目的」は何だったのか、という気がするんですよね。確か最初柚葉氏は「年間使用料として10万円を貰う」と言っていたようですが、結局それが目的だったのか、という気すらしてきますよね。いや、コナミが「パワプロ」「プロスピ」といった野球ゲームで実際の球団名や選手名を使うためにNPBとライセンス契約をする、というのならとにかく、こんな一個人とライセンス契約を結ぼう、なんて考える人はいないと思うし、その後柚葉氏は資料量に関しては撤回したようですが、それだったら何のために商標登録をしたんだ、という気がしますが。

まあ、「東方Project」の原作者とでもいうべき上海アリス幻樂団の今回の商標登録に関して否定的な見解を述べたようですし、同じような事態を避けるために、とニコ動を運営しているドワンゴが「ゆっくり」関連用語の商標出願をする、と発表したようですが、いずれにせよユーザーが安心できるようになってほしいですね。

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