これにも気を付けないと

1970年代に人類が根絶に成功した感染症に「天然痘」というのがあるのですが、ただ今でも天然痘のウイルスを保持している国があるのではないか、といううわさがあり、アメリカ政府は天然痘のワクチンを今でも備蓄しており、製造可能な状態を今でも維持し続けているという話のようですね。
まあ、可能性が0.01%だったとしてもまた人類の間に天然痘患者が出現しないとも限りませんからそういった準備をしておくに越したことはありませんが、最近こんな感染症が話題になっているようですね。

「天然痘に似た「サル痘」、欧米で相次ぎ確認…子どもは重症化しやすく」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220520-OYT1T50225/
「米欧で相次ぐ「サル痘」の感染報告、米CDC「現時点で心配は不要」」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cd0331a85590d589e8efa307d566db4161a16f7

記事によるとサル痘そのものは1958年には発見されているし、2003年にも感染例が報告されている、ということですから新型コロナのようにいきなり出てきた症状というわけではなさそうですが(ワクチンもあるという話だし、「現時点では心配は不要」と言っているからその言葉を信じてもいいのかもしれないが)、それでもやはり相次いで感染者が報告された、というのには何かしら理由があると思うのですが。
名前の通りもともとはサルから発生した感染症という話だし、イギリスではナイジェリアに渡航歴のある人物から患者が出た、という話ですから、おそらく現地でサルか何かと接触してもらったのかな、という気がしますね。
今のところ日本では感染例が報告されていない、という話のようですが、今日本も訪日する外国人の規制緩和とか議題になっていますからね。その流れで考えると、それこそアフリカから日本にやってくる旅行者だっていると思いますし、それとは逆に日本からアフリカに行く、という人だっていると思いますから、日本人が感染しない、という可能性も十分にあるわけですしね。
いや、上にも書いた通り重症化はしにくい、という話のようだし、天然痘のワクチンにはサル痘を予防する効果もある、という話ですからそれほど心配はしなくてもいいのかもしれませんが、やはり念には念を入れておいたほうがいいかもしれませんが。

いずれにせよ新型コロナ以外にも十分に気を付けなければいけない感染症がある、ということなのかもしれませんね。

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