次々と見つかっているようで

知床沖で沈没した観光船「KAZU I」についてなんでも引き揚げ作業を行う、といったような話もあるようですが、以前も書いた通り、引き上げとなると金も相当かかるのではないか、と思いますが、そんな中次々と乗客のものと思われるものが次々と見つかっているようですね。

「速報 国後島沖で回収された乗客のリュックが日本総領事館に返還 モスクワ経由で日本へ 知床沖観光船事故」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe3084d27bcd70d4cb681212b8cac5254c87d697
「速報 知床沖観光船事故 新たにタンクトップやポーチなどを地元漁師が発見 乗客の持ち物か?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7aeba0a92986794d2f518a28cda36fce9fdf10bf

ちなみに日本とロシアの間ではこういった海難事故が起きたときに相互に協力する、という協定が結ばれているようで、このご時世でも関係なくこういったロシアが見つけた日本のものは返還されることが決まっているそうですが、それはそうと事故が起こったのは知床半島で、先日見つかった女性の遺体や今回ロシアが回収したというリュックサックなどが発見された国後島は調べてみると約40キロ離れているようなんですよね。
事故が起きたのが先月23日ですからリュックサックが見つかったのが先月30日ということですから、約1週間でそんなに流れるのか、という気がしますが。
そう考えると事故からもう4週間近く過ぎていますから、もしかしたら乗客の遺体とかあるいは持ち物は今頃もっと先に流れているのではないか、という気もするんですよね。もちろん、下の記事にあるように意外と(と言っていいかどうかわからないが)近くで見つかる、という可能性もありますが。

それにしてもいまだに事故原因がわからないというのもなんだか、という気もしますよね。事故が起きた当日は悪天候だった、という話ですし、今回の事故が起きた原因の一つであることは変わりがないと思いますが、もし仮に引き上げが成功したとしても果たして原因を突き止めることができるのでしょうか?

今後現場付近で一つでも多くの遺留品が見つかってその中から今回の沈没事故が起こった原因がわかるような証拠が一つでもいいから見つかってほしいな、と思います。

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